先日、伊勢神宮で干支の「木彫り犬」の箱詰め作業が着々と進んでいるというニュースを目にしました。もう、そういう季節がやってまいりました。みなさまは、干支の置物を部屋に飾ったりされておりますでしょうか?
木彫りの置物も素敵ですが、干支の絵本を飾るというのはいかがでしょうか?小生も密かに「干支の絵本を毎年部屋に飾ろう!」運動を今年から開始いたしました。ちなみに、置物より絵本の方が良いというメリットとしては
・干支の生き物を扱った絵本は多数あるので、気に入った絵(表紙)を選ぶことができる。部屋にアートな表紙の絵本を飾っているとオシャレな気分を味わえる
・たまに読むことができる。短い時間で読めて、癒し系であれば癒されることもできる。寝る前の癒しグッズとしても大活躍でございます
・年が明けても、絵本として翌年以降も楽しめる。
いかがでしょうか。是非、来年は干支である「犬」の絵本をお部屋に…。そこで今回は、来年の“お飾り干支絵本”としておススメの絵本をご紹介いたします。 まずは、こちら。
絵本好きの方には「いまさらかよ?」「カエルもいますけど…」と言われそうですが、あえてご紹介させて頂きます。なぜなら、この本の魅力が繰り返し楽しめるところだからでございます。あまりいい言葉ではありませんが「中毒」になってしまうのでございます。ご存じの方も多いと思いますが、こちらの絵本、とても細かいところまで丁寧に描かれております。細かいところまでこだわって描かれております。
それゆえに、何度も見たはずのページでも「あっ!こんなところに…」みたいな発見がございます。読むたびに発見があるのでございます。そして、なにより表紙がおしゃれでインテリアにもぴったりでございます。シリーズで5冊出ておりますので、自分の好きなものを選ぶことも可能でございます。
そしてもう一冊
「げんきにわんわん」(作・絵:五味 太郎)
こちらは、人気作「きんぎょがにげた」が切手にもなる絵本界の巨匠、五味太郎様の「干支セトラ絵本」シリーズのなかの一冊“犬”編でございます。さすが、これまでに400冊近くの絵本を出版、うち50タイトル以上が国外で翻訳、20か国以上で出版されている五味様でございます。十二支全部の絵本を出されております。ちなみに、こちらも大人が楽しめるアート絵本でございます。
ちなみに、この絵本の背表紙の五味様のメッセージも素敵でございます。
「とおくにいるのが いいのです。とおくでみているのが いいのです。ちょっと ほかのことをしているのがいいのです。ときどき きにしているのが いいのです。・・・」
ここから先は、書店等でご確認くださいませ。
この他にも犬が主人公の絵本はたくさんございます。いろいろ読まれて気に入った1冊を“お飾り干支絵本”として、来年お部屋に飾るのはいかがでございましょう。「干支の絵本を毎年部屋に飾ろう!委員会」の会員も募集中です(笑)。
(文:N田N昌)