お出かけシーズン到来でございます。移動中の車や電車の中で、お子様とどんなことをして遊んでいらっしゃいますでしょうか…。親はスマホ、お子様はゲーム…。そんなご家族も多いのではないでしょうか…。親子で一緒にお出かけの時ぐらいはデジタルデトックス、いかがでしょうか。
そこで今回は、お出かけの際、親子で楽しくコミュニケーションがとれるチョベリグーな「お出かけ絵本」をご紹介させていただきます。
まずは、こちら。
「なぞなぞのみせ」(作:石津 ちひろ 絵:なかざわ くみこ)
こちらは、タイトルから想像がつくと思いますが、なぞなぞの絵本でございます。ただ、なぞなぞに絵が挿絵として入ってると思ったら、大間違いでございます。左のページに問題(5問)が書かれており、その答えが右のページに描かれている絵の中に隠されているのであります。
右のページに描かれているのは商店街にある各お店。例えば、洋服店だったり、八百屋さんだったり、花屋さんだったり、本屋さんだったり…。つまり、八百屋さんの店頭が描かれているページでは、答えがその八百屋さんのなかに描かれているもの、例えばトマトだったりするわけでございます。
なぞなぞの答えを考えつつ、ヒントとして右のページの絵を眺める、実はこれ、超楽しいのでございます。ワクワクする感じと脳が働いている感じが、親子で楽しめるのでございます。是非一度ご体験くださいませ。
「はやくちこぶた」(作・絵:早川 純子)
こちらも、タイトルから想像がつくとおり、早口言葉の絵本でございます。こちらもただ、早口言葉に絵が挿絵として入ってると思ったら、大間違い。早口言葉と「三匹のこぶた」がコラボしているのでございます。早口言葉も楽しめ、なおかつ!ストーリーや絵も楽しめるのございます。
古典から現代まで、皆様が良くご存知の鉄板早口言葉15個を、こぶたとおおかみが演じているのでございます。絵もチョベリグー!何度も繰り返し楽しめる絵本でございます。こちらも是非一度、ご体験頂きたいのでございます。
「たべもんどう」(作:鈴木 のりたけ)
こちらは、大人から人気が高い人気絵本作家、鈴木のりたけ様の作品。クイズや回文、さらに、早口言葉が満載の遊び絵本でございます。こちらも、ただの遊び絵本ではございません。食べ物が主人公の「問答」なのでございますが、登場する食べ物たちの表情やしぐさが超シュールなのでございます。大人も楽しめること間違いナッシングでございます。大人が自分のために買っている今流行りの“大人絵本”でございます。
大人も楽しめる「お出かけ絵本」、この春、是非ご体験ご活用くださいませ。
(文:N田N昌)