午後8時過ぎ、塾帰りの娘を迎えに行くと、「どうしてもパフェが食べたい」と言い出したのでお店に入ることになった。夜9時過ぎだというのに、店内には他にもパフェを食べる人たちが。最近流行らしいけれど、どうしてみんな、夜にパフェを食べているの?
1日の締めくくりの甘味
夜パフェは、飲み会の帰りなどに決行されることも多いようです。つまり、締めのラーメンがパフェに変わったような感じ。ここにもスイーツ男子が増加傾向なのが見て取れます。ラーメンよりもパフェを食べたくなっちゃうんですね。
私も初めて夜パフェを味わってみたのですが、これがなかなかだらっとしていていいんです。お昼に食べる時は、せかせかと忙しくスプーンを動かし、アイスが溶ける前に全部食べようなどと無駄に焦ってしまうのですが、夜パフェは、すでに1日も終わりに近く、疲れたりゆるんだりしているからなのでしょうか、溶けたらその時はその時だし、などと、急ぐ気持ちになれず、だらだら食べをしながら娘とだらだら喋ってしまいました。女子会っぽくて、とても楽しかったんです。
札幌が発祥の地!?
雑誌『GINGER』2018年9月号には、話題の品をどれだけ知っているかという「ミーハー度診断」のページがあります。コッペパンやTikTokなどの流行していることやモノが並んでいる中に、夜パフェもありました。なんと夜パフェは札幌が発祥の地だと書かれています。札幌にはなんと「夜パフェ専門店」まであるというのだから、本格的ですね。そして「夜パフェ」ではなく「〆パフェ」とも言われているようです。
パフェテリア パル
— アオ (@achtung888) 2018年11月24日
〆パフェ文化素晴らしい pic.twitter.com/3P4kjqs0PP
もともと東京でも、飲み会の締めくくりにはデザートが出てくることが多いですよね。それはジェラートだったりケーキだったりなのですが、夜パフェは、それがボリュームアップしたものなのでしょう。いつの間にか、お酒よりも、食事よりも、最後のスイーツを楽しみたいという人がこの世では増えていたようなのです。そして私の娘(高校3年生)もその予備軍であることは間違いないでしょう。
高単価傾向に
私の娘はパフェに目がなくて、カフェではもちろん、回転寿司屋に行ってもパフェ、ファミリーレストランに行ってもパフェを注文し、かなり大きなものもぺろっと食べてしまうのです。ワンコイン程度の価格なので、親の私もついついおねだりされたら与えてしまうんですよね。
かっぱ寿司で抹茶のパフェ☆彡
— 抹茶 (@maccha_okashi) 2016年8月29日
下に入ってるプリン美味しい(*´艸`)
回転すしでも、このクオリティ👍👍✨ pic.twitter.com/zTfPhBaBsl
しかし最近は高級フルーツ店の何千円もするようなパフェを始め、高価なものも増えてきました。高い理由は良いフルーツなどの食材を使っていることと、雰囲気ではないでしょうか。私の娘は中村藤吉という京都の甘味屋の抹茶パフェが大好きなのですが、1400円します。けれど目がさめるように美味しい抹茶とクリームが味わえるし大変ボリュームがあるので幸せな気持ちになれるんです。
銀座シックス、中村藤吉本店 銀座店にて、まるとパフェ(抹茶)。
— 斧屋(おのや) (@onoyax) 2018年3月1日
抹茶シフォンケーキ、あわぼん、白玉、抹茶アイス、餡子、生茶ゼリーなど。 pic.twitter.com/a6EQalD9Ue
最近銀座にできたのでもちろん行き、娘といただきました。パフェブーム、私はまだまだこれから広がっていくと思っています。