「東日本大震災」、「熊本地震」と近年立て続けに災害に悩まされている日本。
メディアやツイッター、FacebookなどのSNSでは、芸能人が炊き出しに言ったというニュースが話題にあがっていましたよね。
大型災害になると、全国から物資が送られてきますが、食べ物はなかなか「美味しいものが食べられない…」と嘆きの声があちらこちらであがっています。そこで最近注目を浴びているのが「保存食」。そこで今回は、「防災の日」にちなんで進化した「保存食事情」についてご紹介します。
珍しい保存食が試せる「保存食カフェ」
「保存」をテーマにした商品を取り扱うコンセプトショップ「Terra Cafe Bar(テラカフェバール)」では、オシャレなオープンテラスにて、保存食をそのまま試食するほか、野菜のペーストや酒粕などを「ちょい足し」して食べることができるのです。なかなか手に入らない軍隊で作られた保存食なども試せるなど、珍しい保存食を手にすることが出来るそうです。
Terra Cafe Bar HP
http://terracafebar.tokyo.jp/
手間暇かけた逸品が手に入る「保存食販売店」
食材を無駄なく使って、食料を蓄えるのが、漬物やジャム、ピクルスにコンフィチュール。保存食は、先人たちが残した知恵なのです。そんな保存食を買うことができるのは、石川県にある「stoock(ストック)」。ここでは、石川県、富山県、北陸で作られた保存食を専門に、ストック用に加工された肉魚、野菜、果物に、お菓子、和洋調味料、飲料などを扱っているのですが、地元の生産者や調理師の方々が、手間ひまかけて作る保存食が多数手に入ると今、全国から注目が集まっているそうです。
Stock HP
http://www.stoock.jp/
通販で買うことが出来る「ごちそう保存食」
帝国ホテルから販売されているカレーは、手間と時間を惜しまず、じっくりと丹念に作られたビーフカレー。こちらは、6缶入でお値段5670円!
※2015年9月30日をもって販売終了
帝国ホテル HP
https://shop.imperialhotel.co.jp/products/detail.php?product_id=43
他に、ロブスターの本場、カナダのプリンスエドワード島で捕れた最高品種のロブスターを丸ごと1匹缶詰にした、世界で年間3000個しか生産されない、なんとも貴重な缶詰は「ACADIAN SUPREME ロブスター」一缶2500円。
「ACADIAN SUPREME HP
http://www.assistvaleur.co.jp/lineup/spl_top.html
さらに、サクサクッとした食感のプリン? の正体は、フリーズドライの宇宙食。こちらのお値段は、一袋525円で、アイスや杏仁豆腐、ケーキなどのスイーツから、お餅にたこ焼き、ピラフなどもあるそうです。
JAXA宇宙センターミュージアムショップ「UNiBO」ユニボ HP
http://www.unibo.jp/products/list.php?category_id=10
保存食がこれからどんな進化を遂げるのか、期待してしまいますよね。どんどん保存食が美味しくなると、買ってきてすぐに食べちゃうから、保存できない…なんてことがあるかもしれませんね。