子どもや親戚が多いお父さんお母さんの悩みどころが、お正月にあげるお年玉。いくらくらいが相場なのか? この加減がよくわからないという声をよく聞く。
そこで調べてみた。
ある銀行が、お年玉をいくらあげるのが相場か? を簡単な算出方法を出していた。
500円 ✕ (子どもの年齢 - 5)= 目安の金額
これで計算すると・・・
小学1年生(7歳) ¥1,000―
2年生 ¥1,500―
3年生 ¥2,000―
4年生 ¥2,500―
5年生 ¥3,000―
6年生 ¥3,500―
中学1年生(13歳) ¥4,000―
2年生 ¥4,500―
3年生 ¥5,000―
高校1年生(16歳)¥5,500―
2年生 ¥6,000―
3年生 ¥6,500―
一応こういう金額になる。
あくまでも目安なので、特に親しくしている親戚の子供や、入学や卒業などがある子どもには上乗せするのも良い。500円玉が面倒な場合は省いても良い。兄弟がいる場合は上の子を少し多くあげるとか、工夫も。また、親戚が多い場合は、皆であげる金額を話し合って統一しておくと、子どもからの評価が均一になるので良い、なんてこともあるそうだ。
孫に大金!?そんな時は
あおぞら銀行がシニア層に「孫へのお年玉にいくらあげるか」というアンケートを行い、約2000人からの回答をまとめた。それによると、2018年は、全国平均で8,100円。これは去年より200円上がったとのこと。また、関東の平均は8,200円、関西は7,600円だったそうだ。
あげる子どもの年齢まではわからなかったが、小学生低学年の子どもに5千円~1万円はちょっと与えすぎという気もする。かといって、子どもに「そんなにもらっちゃだめ」ともいえないし、じいさんばあさんに「そんなにあげないで」とも言いにくい。
そんな時は(金額に関わらずだけど)、子どもに「こんなたくさんお年玉もらったんだから、お返ししてあげよう」と提案してみて欲しい。お返しにプレゼントを買ってあげるのだ。孫は、いつもいろんな物を買ってもらう側だから、こういう時こそ、自分のお金で気持ちのお返しすることを教えてあげる。
物はなんでも良い、何をあげたら嬉しいか親が一緒に考えてあげる。装飾品も良いけれど、毎日使うような日用品はずっと使い続けてくれるとか。まぁ、何をもらってもじいさんばあさんは泣いて喜ぶだろう。
もらうだけ、は気持ちを…
自分の子はお年玉をもらって、相手の家にはあげる子どもがいない場合がある。以外に気付かないが、こんな“子どもがもらうだけ”のケースもあるはず。それが特に結構な金額だった場合は、何かお返ししてあげると向こうも嬉しい。そして、お返しの品を親が選ぶのではなく、子供に選ばせることがとても大事だ。こういうお金と気持ちのやり取りはひとつの社会勉強になる。