世の中には様々な同調圧力に従わなければならず、つい周りの意見に合わせてしまったり、強い人の意見に流されてしまったり…自分らしい意見や行動ができずにモヤモヤしてしまう場面がいまだに多く存在します。そんなヘンな同調圧力「#ブラックルーティン」の実態を明らかにしたのが「FRISK」を販売するクラシエ株式会社(フーズカンパニー)。
ブランドリニューアルにあたり、新たなメッセージである「同調圧力などのモヤモヤを解消して、ジブンらしく毎日を楽しもう」をより多くの方々に伝えるべく、世の中に残る同調圧力=「#ブラックルーティン」全国調査の結果を公開しました。
■約9割が「なくなってほしい」と回答!令和になってもいまだ残る日本のヘンな同調圧力
いまだに残る日本のヘンな同調圧力「#ブラックルーティン」全国調査によると、回答者の88.4%が「ブラックルーティンは無くなってほしい」、86.4%が「ブラックルーティンにストレスを感じる」という結果に。男女ともに「ブラックルーティン」に拒否感のある人が多いですが、性別でみると女性の方がより高い傾向となっています。
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)への取り組みをはじめ、誰もが自分らしく生きやすい環境への取り組みが盛んに行われているにも関わらず、多くの人が感じている日常生活の中での同調圧力によるブラックルーティン。日本はまだまだ変わらなければいけないところがあるのかもしれません。
■同調圧力による「ブラックルーティン」、シーン別では2位以下に大差をつけ「オフィス」が最多に
同調圧力による「ブラックルーティン」を感じる具体的な場面について、自由回答形式で聞いた結果をシーン別で分類して集計したところ、オフィスシーンが57.7%と、回答者の半数がオフィスシーンでの「ブラックルーティン」を感じていることが明らかに。
その他「ジェンダーシーン」4.9%、「SNSシーン」1.6%などでのブラックルーティンも挙げられましたが、ブラックルーティンを感じるシーンとしては上下関係などがでやすいビジネスシーンが圧倒的に多い結果となりました。
さらに20代~50代の有職男女2,400人にオフィスシーンでの同調圧力による「ブラックルーティン」を聞いたところ、もっとも「ブラックルーティン」だと感じるシーンは「長期休暇は言いだしにくい」54.5% 。ついで「職場の飲み会は断りにくい」53.0% 、「会議が長引いても抜けづらい」52.8% 、「上司より先に帰りにくい」52.0% 、「上司が出社だとテレワークしにくい」51.3%と続き、業務開始前から業務中、業務終了のタイミング、そしてプライベートへの影響まで、オフィスシーンのあらゆる場面に「ブラックルーティン」がはびこっていることが明らかとなりました。
その他にも、「ブラックルーティン」だと感じる場面として「私服出社OKでも、みんながスーツだと着ざるをえない。(20歳・女性)」」「上司に合わせて休みをとるしかない。本当は自由にとりたい。(27歳・男性)」「上司や周りに合わせて意見を変えてしまい、あとでモヤモヤ。(23 歳・男性)」といった声も見られ、オフィスシーンでは本当に多くのブラックルーティンが存在していることがわかりました。
続いて年代別にオフィスでの同調圧力による「ブラックルーティン」を見てみると、「ハラスメントに気を遣われすぎていると感じる(20 代 47.0%/30 代 43.0%/40 代 38.0%/50 代 30.8%)」、「ハラスメントに配慮して、上司/先輩からあまり注意されないと感じる(20 代 43.7%/30 代 38.7%/40 代 32.2%/50 代 25.0%) 」という結果となり、20代の約半数が過剰配慮に対して「ブラックルーティン」と感じていることも明らかとなりました。
上司から部下へのハラスメントへの配慮も過剰になると20代若手社員にとって逆に「ブラックルーティン」として捉えられてしまうようで、これはまた少し難しい問題です。
■結婚・出産などライフスタイル観の押し付けも「ブラックルーティン」上位に
また、未婚の学生含む18歳~59歳に「独身だと親や親戚、身近な友人などから心配される」ことについて「ブラックルーティン」だと思うかの質問では、学生 53.8%、20 代 50.7%、30 代 56.5%、40 代 49.5%、50 代が 43.0%と、40代以下の半数近くの人が「ブラックルーティン」と感じていることも明らかに。
さらに既婚かつ子どもがいない30~50代に、「結婚していて、子供がいないことを伝えると、妊活について聞かれる」(全体57.7% /女性 67.7%/男性 47.7%)、「結婚していて、子供がいないことを伝えると、子供を持たない理由を聞かれる」(全体 56.0% /女性 66.7%/男性 45.3%)、について「ブラックルーティン」だと感じるか聞いたところ、いずれも半数以上の人がブラックルーティンだと感じると回答し、中でも女性の回答はいずれも6割以上と高い結果となりました。結婚したら出産するといった無意識的な価値観も「ブラックルーティン」につながってしまうようです。
■「SNS」世代で生まれた“令和の「ブラックルーティン」 ”も
最後に学生男女200名、20代有職者男女600名に絞って「ブラックルーティン」を見ていくと、「SNSでみんなが叩き始めると、冷静な意見を挟みにくい」49.8%がトップに。次いで「友達は多い方がいいという空気がしんどい」49.6%、「みんなが流行りのコンテンツを見ている前提の会話が苦手」48.8%、「仲間外れにならないために、SNS はやめられない」47.6%、「マニアックな推しは、なんとなく言いづらい」 46.6%となりました。SNSの利用拡大に伴い、20代の若者の間では、SNSシーンで「ブラックルーティン」を感じることが多いようです。
多様化が叫ばれ、若い世代を中心に様々な固定概念や同調圧力、悪しき慣習が払拭されつつある一方で、SNSという新たなツールを巧みに使いこなすZ世代だからこその “令和の「ブラックルーティン」”。
また、「推し活してないと無趣味と思われるから、とりあえず推す。」(18 歳・女性)」「お金や時間をかけていないと趣味だと周りに言いにくい。(18 歳・女性)」といった、推し活や趣味にまつわるもの、「恋愛をしたことがある前提で話されるから、恋愛経験ないって言えない。(18歳・女性)」「「彼氏いないの?」「彼女いないの?」って、恋人の性別を決めつけられるとモヤモヤ。(19 歳・女性)」といったジェンダーにまつわるもの、「パーソナルカラーや顔タイプ診断など分類わけされると、押し付けられた気持ちになる。(19 歳・女性)」といったカテゴライズ化の風潮に対する不満も多くみられ、時代の変化や価値観の多様化から新たな「ブラックルーティン」が生まれている状況も垣間見えました。
■Amazonギフト券やFRISKが当たるキャンペーン実地中!
今回行われた調査で、多くの人がさまざまな「ブラックルーティン」を感じていることがわかりました。
FRISK公式X(旧 Twitter)では、10/1(火)から 11/8(金)まで、「さよなら、#ブラックルーティン」と題したキャンペーンを展開し、調査で見つかった様々な「ブラックルーティン」の声を多数発信します。アカウントをフォローしリポストすると、抽選でAmazonギフト券やFRISKの商品が当たるチャンス!引用リポストで意見やコメントを書くと、当選確率が3倍になります。
FRISK公式X:https://x.com/frisk_jpn
また調査の中では、「ブラックルーティン」によるモヤモヤやストレスを解消するジブンなりの気分転換方法が無い人が半数以上という結果も。ブラックルーティンに遭遇したら、「Enjoy!ジブン転換」、毎日を「ジブンらしく楽しもう」、というメッセージを新たに掲げるFRISKを口に入れて、スッキリ気分転換してみては。
<調査概要>
調査名:ブラックルーティン実態調査
調査手法:インターネットでのアンケート調査
対象者:全国の 18 歳~59 歳男女 2,600 人
実施期間:2024年8月9日~2024年8月18日
調査委託先:株式会社オノフ
いまだに残る日本のヘンな同調圧力「#ブラックルーティン」全国調査の結果
https://www.frisk.jp/campaign/special5/blackroutine/