赤ちゃんポスト、待機児童、常に『子供』の話題が絶えない毎日。子供は可愛いと言っても、赤ちゃんの生みの辛さを知ることができるのは女性だけ。出産は、鼻からスイカを出すぐらい痛いものとよく例えを聞きますが、正直どのぐらい辛いものなのか?
男性には想像出来ませんよね…と思いきや、今や男性も妊娠、出産が体験できるようになったんです。そんな男性の妊娠&出産体験事情をご紹介します。
悶絶!? 陣痛疑似体験
先日、あるバラエティー番組でお笑い芸人が体験していた“陣痛体験”に対する意見がSNS上で白熱していますが、その陣痛体験の仕組みとは具体的に、体に貼ったパットから流れる電流が胃などの内臓へ筋肉の収縮作用を人工的に発生させ陣痛時の痛みをシミュレートするというものだそうです。現在では、アムステルダムの病院やミシガン州の病院と、海外の病院で体験ができるようです。経験した男性の中には耐えられない人もいるそうですよ。
妊娠シミュレーションシステムを日本人か開発
80%のお母さんが「実際の胎動によく似ている」と回答したという、妊娠十月十日を2分で体験できるシステムを、神奈川工科大学の研究所が開発したんです。体にベストの様なものを背中側を前方にする感じで装着すと、お腹部分にある袋に羊水と同じ37℃のぬるま湯が入ってきて、本当にお腹に赤ちゃんがいるような感じになるのだそうです。その後、お腹部分についている46個のバルーンが膨らんだり縮んだりすることで、胎児のリアルな動きを再現し、赤ちゃんが蹴った! という感覚を体験できるそうです。
妊娠疑似体験スーツを購入できる?
お腹に子供がいるという感覚だけですが体験できる“妊婦疑似体験教材”は、個人的に買うことも可能だそうです。お腹の重さを例えているのですが、6ヶ月がメロン、7ヶ月がキャベツ、8ヶ月がカボチャ、9ヶ月がパイナップル、10ヶ月がスイカなんだそうです。想像できましたか? そして、そんな妊娠疑似体験スーツを9ヶ月相当の胸とお腹を模した形で装着し1ヶ月暮らす様子が綴られたブログや動画がネットで話題になっているんです。トイレも食事も、仕事も重さは約15キロを抱えながらの様子がリアルだと話題になっています。
妊娠出産は女性だけのものかもしれませんが、今やバーチャルで色々な体験がリアルにできる時代。一度機会があったら体験してみると、奥さんや子供への接し方が変わるかな?