近年、テレビや街中の広告でよく目にするようになった「AGA(男性型脱毛症)」という言葉。男性の薄毛や脱毛の8割はAGAと診断され、発症者は国内成人男性の約3人に1人の割合とも言われています。最近ではAGA治療が一般的になってきましたが、今後さらにこの流れが活性化するようです。
ジェネリック発毛剤が続々と登場
1999年から2018年8月までの20年間、国内で厚生労働省から医薬品として認可を受けている男性型脱毛症に有効な“ミノキシジル含有の発毛剤”は大正製薬社「リアップ」のみでした。
しかし2017年に「リアップ」に関連する特許の期限が切れたことで、各メーカーが続々と発毛剤市場への参入を発表。2018年8月にはアンファー社から「スカルプD メディカルミノキ5」、2018年11月にはロート製薬社から「リグロ EX5」が発売され、今後も2019年にかけて続々と低価格帯の発毛剤の発売が予想されています。
ミノキシジル含有がポイント!発毛剤による薄毛治療のメカニズム
そもそも発毛剤による薄毛治療には、男性型脱毛症に有効なミノキシジル含有の発毛剤を使用するのが一般的になっています。ミノキシジルは、もともと1950年代後半にアメリカで血管拡張剤として開発され、高血圧症治療薬として使用されていました。
しかし、その副作用として全身の多毛症を頻繁に引き起こすことが知られ、この副作用を逆手にとって、薄毛治療の外用薬として臨床試験が実施され、脱毛症に有効だと発表されました。
一般用医薬品で効果効能として「発毛」が認められた成分であり、数あるヘアケア剤の中で唯一、発毛効果(新しく毛を生やす)が期待できる分類となっています。
発毛剤の効果を最大化するためには?
ちなみにこれらの発毛剤の効果を最大化する秘訣を、ヘアメディカルグループ総院長川島眞さんが川島式発毛メソッドとして発表。
メソッドとしては、空腹時にミノキシジルを塗る、積極的に運動する、塩分の摂りすぎや高血圧に注意、たんぱく質を摂る、コーヒーやお茶を適度に摂る、ノコギリヤシサプリを摂る、お酒やタバコは控える、ミノキシジルの効果を高めるシャンプーを使う、髪を乾かす前にミノキシジルを塗る、塗った後はマッサージをする、などが効果を高めるポイントだと言います。
本気で薄毛治療するなら「AGA治療専門クリニック」へ!症状や体質に合わせて効果的な治療プランを提案
ちなみにAGAの治療には医療行為ができる「AGA治療専門クリニック」と医療行為ができない「発毛サロン」という2つがあります。AGA治療専門クリニックは、医療機関のため、医師によるフィナステリドやミノキシジルなどの投薬治療が可能ですが、発毛サロンは医療機関ではないためマッサージやアドバイス、かつらを中心としたヘアケアのみの提供となっています。
例えば、1999年に開院し19年間で190万人もの薄毛治療で培った実績を有する「ヘアメディカルグループ」のクリニックでは、大学病院と医療提携した最先端の薄毛治療を実施。東京、名古屋、大阪、福岡の4都市で6つのクリニックを展開し、「男性」「女性」の頭髪専門外来があり、それぞれ異なる薄毛の原因に対応できる専門の医師が治療を行っています。
皮膚科、形成外科、メンタルヘルス(精神神経科)等の各分野の専門医が連携し、常に最新の医学情報を共有しながら、研究を重ね、治療に生かしていると言います。
AGA治療を始めるならきちんとした知識と技術を持ったプロに、なるべく早く相談するのが近道。今後盛り上がりが予想される発毛市場の波に乗ってみては?