冬の乾燥する季節、頭皮を掻いたら白い粉がパラパラ……「うわっヤバっ」。
「2~4月は、乾燥による抜け毛の原因がたくさん。正しいヘアケアで健康な頭皮に」と伝えるメンズヘルスクリニック東京は、薄毛で悩む人たちに向けた「冬~春先でできる薄毛予防」のノウハウを発表した。まず、なぜ乾燥するこの季節は、頭皮にダメージがおよぶのか。
「頭皮が乾燥していると、健康な髪が生えにくくなるため、薄毛の原因になる可能性がある。頭皮が乾燥することで、かゆみ、フケなどのさまざまな炎症を引き起こすことがある」
「新陳代謝も乱れるので、頭皮の健康状態が崩れ、抜け毛の症状が出やすくなるだけでなく、新しい髪が生えにくくなることもある」
なるほど。こうした“薄毛リスク”がはらむ冬季に、注意したいポイントは、シャンプー、食生活、睡眠があげられるという。
寝る時間帯、洗い方、肝臓ケア、そして治療
まず睡眠。「髪の成長のためには十分な睡眠、つまり成長ホルモンの働きが欠かせない。成長ホルモンは、夜寝ている時に分泌される。最も分泌されるのは、22時から2時といわれている。つまり、この時間帯にしっかりと睡眠をとることが、良質な髪をつくるための睡眠のポイントになる」という。
次にシャンプー。メンズヘルスクリニック東京は「オイリーな肌の人は、皮脂をしっかりと洗浄するスカルプシャンプーがおすすめ。また、ヒアルロン酸やアロエなど、保湿のための成分が含まれているかを事前に確認。そして洗い流すときがポイント。下から上へ、毛の流れに逆らうようにして流すこと。上から流すだけでは、頭皮についた泡を十分に流せないことがあるから」と教えている。
3番目は食。「毎日の食生活の栄養バランスを整えることは、AGA治療においてとても重要視されています。髪の毛を生成するため重要な三大栄養素はタンパク質、ビタミン、ミネラル(亜鉛)」
「また、油分や食品添加物が多いスナック菓子やラーメンは要注意。さらに、過度な飲酒は肝臓に負担がかかり、髪の生成に欠かせないタンパク質の合成の妨げになる」
この食生活の指摘で出てきた「AGA治療」がキーワード。最大月間来院患者数6000人のAGA治療クリニックとして東京駅前に構えるメンズヘルスクリニック東京は、これまで水~日曜日の診療体制を、3月6日から拡大。従来の診療時間に火曜日10~19時を追加し、木・金曜日は1時間延長し10~20時で診療を受け付ける。