2月に入り、だいぶ冷え込んできた今日この頃・・・。「風邪を引いて体調を壊してしまった。」なんて人も多いのではないでしょうか?
しかし、風邪を引くのは人間だけじゃありません。動物たちも同じです。そこで今回は、日本で飼われているペットの上位である、ネコ・イヌ・トリ・サカナ・ヘビで見ていきたいと思います。
ネコの風邪のサイン
まず、ネコちゃんの風邪の症状から。猫風邪と言う言葉があり、猫風邪を引き起こす原因は、「ヘルペスウイルス」「カリシウイルス」「クラミジア」の3種です。そんなウイルスで風邪にかかった猫ちゃんの症状がこちら・・・
ネコの風邪のサイン
・鼻汁
・くしゃみ
・食欲不振
・角膜炎
・結膜炎
・発熱
・大量の目ヤニ
・口内炎
・舌の炎症
・きつい口臭
となっています。とりあえず、ネコちゃんをぱっと見て、鼻汁・くしゃみ・食欲不振・結膜炎、角膜炎・目ヤニ・口内炎がないかをチェックしてあげるのが重要です。そして当てはまればすぐに動物病院に連れて行ってあげましょう。
犬の風邪のサイン
次にワンちゃんです。ワンちゃんを飼われているお家もかなり多いのではないでしょうか。そんなワンちゃんの風邪のサインは・・・
犬の風邪のサイン
・食べたものを吐いてしまう
・食欲不振
・咳
・鼻水
・下痢
となっています。人間の風邪にも似た症状が多く見られ、これらの症状を見つけたら、「もしや風邪!?」と思ってあげてできるだけ気を遣ってあげるようにしましょう。
鳥(セキセイインコ)の風邪のサイン
続いて鳥の風邪のサインです。特に人気のセキセイインコを例にとって見ていくと、セキセイインコが発する風邪のサインは・・・
鳥(セキセイインコ)の風邪のサイン
・鼻水
・くしゃみ
・羽を膨らませ動かない
このような症状があるようです。インコのような鳥は非情に弱く、ちょっとの病気が“死”に直結してしまいます。なので、ちょっと様子がおかしいと思ったらすぐに獣医さんに駆けつけてあげなければいけません。
魚の風邪のサイン
「魚って風邪ひくの!?」って思った方も多いかもしれませんが、魚だって風邪をひきます。と言うよりは、その症状になった魚を人間が、風邪を引いたと表現しているのです。その症状と言うのが・・・
魚の風邪のサイン
・白点病
これが人間でいう所の風邪の症状を引き起こした魚に起きる病気です。これらは、薬品を水槽の中に投与することで、魚たちを救ってあげる事ができます。この病気は、水温管理などが問題で起こることがほとんどの為、飼い主は水温管理を徹底しなければいけません。
ヘビの風邪のサイン
そして、最後にヘビを見ていきましょう。一見、生命力が強そうなヘビも風邪を引きます。そんなヘビの風邪の症状がこちら・・・
ヘビの風邪のサイン
・鼻水が出る
・呼吸が変になっている
・ヒューヒュー音を立てる
これらが、ヘビの代表的な風邪の症状です。また、ヘビは風邪が肺炎に繋がるので、早く治療しないとすぐに死んでしまう事も多々・・・。とれもデリケートな動物なんです。
良く飼われている動物たちの風邪を見分けるポイントを見てきましたが、他にも最近はペットブームで色々な動物が飼われており、全ては載っていないはず。人間も体調を崩す、寒い季節だからこそ、今一度、家族であるペットたちの健康を考えてみてはいかがでしょうか?