風邪を寄せつけるな!栄養士が教える風邪予防に良い食材

2016/12/29
放送作家 石橋アキ江

年末年始、カウントダウンに初詣、年に一度しか顔を合わせることのない人たちと会える場所へ出かけるなど、楽しい行事が目白押しですよね。そんな時に、風邪をひいて寝込んでいます・・・なんてことは避けたい! そこで、千葉県の学校で働く栄養士の方に、風邪予防に良い食材を聞いてみました。

 

豊富なビタミン含有の食材

 

風をひくと、のどが痛くなり鼻水がでる…などの症状がでてきますが、そんな時に有効なのが「ビタミン類」。ビタミンには、喉や鼻の粘膜を、細菌やウィルスから守る働きがあるとされています。

 

例えば、ミカンをはじめとする柑橘類は良く知られていると思いますが、ピーマン、ニンジンなどの緑黄色野菜や、ニンニク、にら、レバーなどもいいのです。ちょっと風邪気味かも…なんて時にレバニラ炒めはお勧めです。

 

疲労回復にタウリン

 

体が疲れていると抵抗力が弱り、ウィルスや細菌をもらいやすくなってしまいます。とにかく抵抗力を高めるためには体の疲れは溜めないこと。そこで疲労回復に効果が期待されるのが「タウリン」。

 

そのタウリンが多く含まれていると言われているのが牡蠣です。牡蠣の他にも、サザエ、トコブシ、ホタテ、ミル貝、カツオ、ブリなどがあります。タウリンは魚介類に含まれていることが多いです。また、牡蠣のタウリンは水溶性なので、煮汁までちゃんと食べれるように、雑炊にしたり、シチューにするのが冬にはおすすめですね。

 

免疫力UP!βグルカン

 

「βグルカン」は、インフルエンザの新薬研究も進められていると言われているほど、免疫力を高めると期待されています。そんな「βグルカン」が含まれていると言われているのがきのこ類。冬の季節にお鍋をかこむことも増えると思いますが、そんなときには多めにきのこを取るといいですよ。

 

薬にも使われるリゾチーム

 

のどの痛みや痰をきる薬にも使用されていると言われているのが「リゾチーム」。この「リゾチーム」は、卵の白身に含まれています。卵事態も、タンパク質をとるにあたり良き食材ですので、何かメニューを作るときに卵を加えるだけで栄養価が上がります。今まで上げてきたメニューにも是非加えてみてください。

 

自炊は勿論ですが、外食の時にも何を食べようかと迷ったら、風邪予防を意識したメニューを提案するのも、これからの季節一緒に行く人に喜ばれるかもしれませんね。また、他に良く知られていて、もっともお手軽なのがお茶。細菌、ウィルスを殺菌する働きのあるカテキンを含んでいます。仕事中に何を飲もうかと迷ったら、お茶を飲むのもオススメですよ。

 

 

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この記事を書いた人

放送作家 石橋アキ江

"テレビ番組、ラジオ番組の構成や脚本を執筆中。 中学校教員として十年以上の経験から、現場で悩みを抱える多くの人達に人生は楽しいものだと思ってもらえる作品を提供したいと日々模索中。参加作品「神秘に触れる夜」「ADVANCE EARTH」「携帯恋愛アプリMYNAME」など。"

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