『風水』などによる『開運インテリア』と題して雑誌などで特集が組まれているほど、自分のテリトリーに幸せを呼び込むグッズが、いつの時代も話題を集めていますよね。
日本の招き猫の様な“幸せを呼ぶグッズ”は、世界それぞれ違いうのをご存知ですか?そこで今回、世界の“幸せを呼ぶグッズ”を、赤坂のママ燕尾(エンビ)さんにお話し頂きました。
象(ポーランド)
象はポーランドで、幸福を呼ぶ動物とされています。特に、鼻を上に上げている象が幸福を呼ぶと言われているようです。この幸せを呼ぶ象、どこに置いてもいいと言うことではないと言われていますので要注意。「象の顔を窓に向けて置くことが大事だ」そうです。現地ではそうしないと、幸せは全く来なとまで言われているらしいですよ。飾る際には、是非、気を付けてみてくださいね。
豚(ドイツ)
ドイツで豚は、思いがけず良い事があった時「ブタを手に入れた」、運が良かった時「ブタを持っていた」と言うほど、幸運のシンボルとされています。豚は子宝や財産に恵まれると、古来より幸福の象徴として崇められており、身近に置いておくと幸運を招くとされているのだそうです。
新しい年の幸福を運んでくると言われているため、新しい年を迎える際や旅立ちの時に、ミニチュアを友人や家族と交換する習慣があるんですよ。
兎(アメリカ)
古来よりインディアンの生活のシンボルとされてきたのが兎の足「ラビットフット」。アメリカでは、兎の足が災難を防ぐお守りとされているのです。眼を開いたまま生まれてくるので邪眼に対する防護、穴を掘ることから地下の霊と交流がある等、災難を回避する縁起物として位置づけられてきたと言います。また、沢山子供を産む兎は、繁栄のシンボルともされているんだそうです。
猿(インド)
猿は、インドでハヌマン神の使いであり、アフリカで神聖なものとされ、中国では神秘な存在と言われています。古代エジプトでは、神の使者として崇められ、ミイラも作られたんだそうです。猿は馬を守ると言われ、厩(うまや)の守護とすると、伝えられてもいます。
寒川神社の神馬舎や、日光東照宮の神厩(しんきゅう)にも、馬の無事と無病息災を祈って「猿の像」が置かれていたり、「猿の彫刻」がなされたりしているのも、これに関連していると言われています。そして、「猿(さる)」と「去る(さる)」の語呂合わせからも、災いを取り去るという縁起物としても、知られているんですよ。
これら動物の置物は、陶磁器を扱うお店やガラス製品を扱うお店で購入が可能です。他にも、百貨店のギフトショップなどにも置かれています。また、ちょっと変わり種としては、マイナスイオンを出し、消臭効果がある『炭でできた動物』なるものも通販などで購入が可能だそうです。是非、お気に入りの一品を見つけてみては如何ですか?