そろそろ始まる梅雨シーズン、湿気でカビが生えやすいのは常識ですよね。
でも、目に見えなかったり気付かない、忍者のようなカビが、家のあちこちにいることは知っていますか?
そのせいで、アナタは毎日カビを浴び、毎日カビを飲んでいるかもしれないんです!
そこで忍者のようなカビ「忍者カビ」を、瞬く間に増殖させてしまう、家での3つの危険をまとめました。
梅雨がはじまる前にしっかりチェックしておきましょう!
お風呂の“天井”を掃除していない
そんなアナタは、お風呂に入るたび、天井からカビの胞子を浴びているかもしれません!
お風呂の天井はキレイに見えても、掃除していないと、見えないカビがいっぱい!天井に張り付いた忍者カビは、胞子をまき散らします。すると壁や溝に黒カビを生えさせるだけではなく、人の体で炎症を起こします。最悪、血流に乗って脳に達すると、死に至ることもあるんだとか!
お風呂掃除のときは、天井もキレイにしましょう!拭くだけでも効果はあります。体を洗ってきれいになったはずなのに、カビをつけてお風呂から出る…なんてことのないように!
冷蔵庫の製氷機を掃除していない
そんなアナタは、冷たくて美味しい飲み物と一緒に、カビを飲んでいるかもしれません!
製氷機の給水タンクや、その中のフィルターが、冷蔵庫の忍者カビの潜みやすい場所。寒さに強いので、すいとんの術のように息を潜め、氷と一緒に飲み物へ飛び込みますキンキンに冷えて美味しい~と、幸せ気分に浸っているのも束の間、ぜんそくやアレルギー性のさまざまな症状を起こす可能性も!
ですので、定期的に製氷機のフィルターや給水タンクを洗いましょう。説明書や冷蔵庫の内側に「給水タンクは週1回洗う」など、目安が書いてあったりするので、それに従ってください。
ちなみに氷は、水道水で作った方がいいそうです。理由は、塩素がカビの発生を抑えてくれるから。ミネラルウォーターを使うと、塩素が入っていない分、カビを発生させやすいので、味にうるさい人は注意しましょう!
毎日同じ靴を履いている
そんなアナタは、足にカビの菌が入り込んで、水虫になってしまうかもしれません!
梅雨の靴の中は、湿度が100%に近く、エサの垢もたっぷり。靴の忍者カビにとって、至れり尽くせりの環境なんです。その状態で毎日同じ靴を履けば、湿気がずっと取れず、増殖した忍者カビが足の角質層へ忍び込み、水虫を発生させる確率が高まります。
同じ靴を2日連続で履かないようにして、カビ増やさないようにしましょう。そして脱いだ靴は、湿気がこもりやすい靴箱にしまわないでください。
ちなみに、カビが角質層へ忍び込むまで通常24時間かかるので、毎日足を洗えば水虫を防げる可能性が高いです。しかし、軽石で足をこすっている人などは、足に傷がついているので、もっと短時間でカビに忍び込まれます。足の臭いを防ごうとして、水虫臭くなる…なんてことにならないよう!
忍者カビは、アナタの家にもきっと潜んでいます!
味方ではないはずなので、寄せ付けないようにしましょう。