「アサイーボール」に「ココナッツオイル」など、『スーパーフード』なるものが2015年は流行りましたよね。そして、もうすでに海外では新しい『スーパーフード』に注目が集まっています。
そこで『2016年版スーパーフード』をご紹介します。
紹介の前に、そもそも『スーパーフード』とは何か?を簡単にご説明します。始まりは1980年代頃のアメリカやカナダにおいて、食事療法を研究する医師や専門家の間で、有効成分を突出して多く含む食品に対して『スーパーフード』という言葉が使われたのだそうです。
さらに、「健康によい栄養分を豊富に含みながら、多くは低カロリーである食品」と定義し、抗酸化作用が高いもの、老化や生活習慣病の予防によいもの、癌のリスクを遠ざけるものなどが紹介されています。はっきりと特定の食品を定義したものではなく「一般の食品よりビタミン、ミネラル、クロロフィル、アミノ酸といった必須栄養素や健康成分を多く含む、おもに植物由来の食品」という大前提のもと、提唱者によって異なる食品があげられています。(引用:日本スーパーフード協会)
今年、日本で本格的な流行になると言われている『スーパーフード』をいくつかご紹介します。
マキベリー
Twitterより @baliNaturmari
チリのパタゴニア地方で栽培されている果実。見た目はブルーベリーに似ています。
ポリフェノールを多く含み、抗酸化作用が期待できると言われていますので、生活習慣病の予防や血中の悪玉コレステロール(LDL)を制御する働き、ホルモンバランスを整える働きがあるとされています。また、抗酸化作用によって肌の老化を防ぎ、アンチエイジングが期待できるそうです。
コンビニでも手に入るので、気軽に試してみては?
『ピタヤ』
Twitterより @rachiensmoothie
ピタヤはドラゴンフルーツとも呼ばれているサボテン科の果実。原産地は中南米やメキシコ。
中でも、身の赤いレッドドラゴンには「ベタシアニン」が含まれ、癌を抑制する働きをしてくれる抗酸化作用や、アンチエイジングの働きがあると言われています。その他にも、食物繊維、ビタミンC、ビタミンBなどの栄養素も多く含み、美肌効果もあると、注目が集まっています。
『スピルリナ』
Twitterより @kellymisawa
スピルリナは、中南米やアフリカ大陸の砂漠の中の淡水湖で35億年も前から自生している「藻」の一種。タンパク質含有量が極めて高く、高濃度のビタミン B群そして鉄分の多さも注目されている要素です。
さらに研究はまだまだこれからですが、一部の研究で放射能を体外に排出させるのではないかとも言われているようです。
健康志向が高まるだけでなく、最近では「スーパーモデル」などがオシャレに食を楽しむ姿に憧れるなんて要素も加わったのが、日本で流行っている『スーパーフード』。オシャレに美しくなりたい女性には必見ですよね。