梅雨と夏は天然パーマの敵!天パとうまく共存していく方法を30年悩んだ筆者が伝授

2018/06/27
森さき

天然パーマに生まれた宿命に、ただでさえ憂鬱さを感じている人は多いと思います。それに加えた梅雨の湿気や夏の日差しと汗、更に海やプールのレジャーは天パにとってまさに泣きっ面に蜂。

そこで今回は30年天パとして生き、ついに悟りを開いた筆者が実体験を基に天パ対策をご紹介します。※正真正銘の天パは根本的に治るものではありません。天パの治し方ではないのでご注意を。

縮毛矯正&ミニアイロンを装備

サラサラヘアーに憧れて縮毛矯正をかけている人はたくさんいると思います。しかしかけているからと安心するなかれ。ストレートになっているのはかけた時点で生えている髪のみ。無数の毛穴から新毛は常に生えてきます。そんな状態に湿気が加わるとどういう現象が起きるでしょう。湿気を帯びるごとに頭頂部から所々新毛が顔を出してくるのです。

縮毛矯正をかけている分、逆に目立ってしまうことに…。私はプールあがりに友達から「頭からワカメみたいなの生えてるよ」と言われたことがあります。そうならないためにも持ち運び用の小さい電池式ヘアアイロンを常備しましょう。こまめに鏡で確認して頭頂部にアイロンをあてましょう。

整髪料、ブラシを変える

梅雨~夏は天パ対策に髪をまとめたヘアアレンジをしたり、いつもより整髪料を多く使用している人も多いと思います。皆さんは今の整髪料に満足していますか?天パも千差万別で、自分の髪質に何が合うかは試さないとわかりません。試しまくりましょう。

私の場合はまとめ髪をするときにはジョンマスターオーガニックのシャインオンが合います。多く付けてもあまりべた付かず、艶が出ながら自然にしっかりホールドしてくれるので、整髪料の量が増える夏の時期は重宝しています。

また髪や頭皮のケアができ、サラサラストレートに変身!?と話題のパドルブラシや電動ヘアブラシがたくさん発売されています。残念ながら私のような筋金入りの天パはそれだけでストレートにはなりませんが、うねりとボリュームを押さえて艶が出るのでヘアアレンジをする際まとまりやすくなりおすすめです。

この画像はゆるい天パの方で電動ヘアブラシを試したものです。クセによってはかなりストレートになりますね。家電量販店には様々な種類があり、お試しもできるので行ってみる価値はあると思います。

もう開き直ってしまう

実はこれが一番のおすすめ方法。私は数年前、自分はこの先一生縮毛矯正をかけ続けるのか…と絶望してしまい、ロングだった髪をバッサリとベリーショートにしました。すると思いがけずクセが活きた素敵な髪型に。最初からクセを出した髪型なので雨もプールも新毛もどんとこいです。

自分のクセがどう活きるかは、やってみるまでわかりません。同じ人でも、ベリーショート、ショート、ボブでまたクセの出方が変わってきます。
「自分の髪はそんなキレイにクセが出ない!」と思っているあなた、一度髪の乾かし方を変えてみてください。タオルドライした髪を弱風ドライヤーでクシュクシュ揉みながら、自然乾燥に近い乾かし方をしてクセをあえて激しく出してみてください。今までの印象とは全く違う素敵なクセがでてくるかもしれません。

クセを活かして髪をまとめるとこんな感じです。もとからストレートの人は、ボリュームやうねりを出すために最初に髪全体をコテで巻いたりするのですが、天パはその必要なしです。

ストレートにこだわらず、開き直ることでかなりのストレス軽減になりました。多少はもちろんありますが、それは天パではない人も抱えていることではないでしょうか。髪はいずれ伸びます。一度試してみては?

いかがでしたでしょう。天パの人は自分の納得する髪型に行きつくまでに、お金も時間もかかるのが現実です。現在天パに悩んでいる人も、きっとその人その人に合った共存の仕方はあるはず。様々な方法を試してみてくださいね。

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この記事を書いた人

森さき

都内在住のライター。ワインが大好きでワインエキスパートを取得。趣味が高じてタロット占い師としても活動する。ワイン&チーズ、スキューバダイビング、音楽フェス、おじさんの生態観察が趣味。

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