いよいよ1月27日より公開を迎える映画『金の国 水の国』。その学生限定の上映イベントに、W主演を務める賀来賢人と浜辺美波がサプライズ登場した。
100年断絶している2つの国。<金の国>の誰からも相手にされないおっとり王女サーラ(浜辺)と、<水の国>の貧しい家族思いの建築士ナランバヤル(賀来)は、敵国同士の身でありながら、国の思惑に巻き込まれ“偽りの夫婦”を演じることに。お互いの想いを胸に秘めながら、真実を言い出せない不器用な2人の<やさしい嘘>は、国の未来を変えるのか?
イベントでは、会場に集まった学生たちから、今がんばっていることや叶えたい夢を募集。賀来と浜辺から直接応援メッセージが贈られるコーナーを実施した。夢を追う学生に対して賀来は「やりたいことが明確で夢に突き進んでいること自体が素晴らしい。自分は大丈夫と言い続ければ大丈夫」とエール。浜辺も「自分は出来ると思ったら出来るし、自分はすごいと思ったらすごい!思い込みの力を借りて成功に導いてほしい。夢を引き続き応援したいです!」と呼び掛けていた。
また面接を控える就活生に対して賀来は「面接もオーディションもそうだと思うのですが、結局そこに合うか合わないか、適材適所。もし落ちることがあっても縁が無かったと切り替えて、あとあと『あの時の失敗が今に繋がっているんだ』とわかる。失敗や成功がどこかで今に繋がっていると信じて、人生の一つの通過点として、その時その時を生きて欲しい」と実感たっぷり。
浜辺は「一番忘れがちなのは姿勢!胸を開いてしっかりおなかに力を入れて、ちょっと顎を引いて足をそろえる。そうすると見違えるようにきれいに見えます」と実践的レクチャーを交えながら「どうか悔いのないように過ごしてほしいです。最善の道が開けることを願っています」と合格祈願。
また進路のお悩みには「僕も大学に行っていたけど、やりたいことを見つけるために行って、見つからなかったんですよ」と賀来は過去の自分を紹介しながら「わくわくするかもしれないというものを見る、知る、体感してみる。そういうことから始めてもいいんじゃないですか?人生ってそのときがすべてじゃないから、長いスパンで考えた時に、焦るよりも自分の決断に納得できるような時間のかけ方や決め方が出来たらいいと思います」とアドバイス。
10歳から芸能活動をスタートさせた浜辺は「やりたいことが他にあったかと言われたらわからないけど、振り返ってみた時に、10歳からこの仕事をしてきたことの積み重ねで今の私は出来ているんだなと思っていて。今はこれだ!というものがなくても、好きかもしれないというものに出会える可能性はたくさんあると思うので、穏やかな気持ちで心の間口を広くして過ごしていってほしいです」と自らの経験則を口にしていた。