無観客で寂しい山崎賢人を盛り上げるべく、寛一郎がサービス精神発揮!やはり大物の血筋

2020/03/26
石井隼人

俳優の山崎賢人が25日、都内で行われた映画『劇場』(4月17日公開)の完成披露イベントに松岡茉優、寛一郎、そして行定勲監督、原作者・又吉直樹と参加したゾ。

映画の内容にちなんで「生涯忘れられない○○」を聞かれた山崎は「中学くらいに家族で大島に行って魚釣りをして、その釣った魚を民宿のオジサンが焼いてくれた。その味は忘れられない。その味を超える魚はまだ食べたことがない」と回想した。

 

ちなみにこの日は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため一般客参加の試写会を取りやめ、無観客で実施された。登壇者はスクリーンを背景にしたステージではなく、ガラガラの客席に座る形。ガラガラの“劇場”という非日常感に山崎は「本当はお客さんに観ていただきたかったけれど、このようなご時世でこのような完成披露になっている。初めての経験」と驚き「やはり客席にお客さんがいないのは寂しい。お客さんに観てもらって作品は完結すると改めて感じます」とポツリと呟いた。

 

そんな暗い雰囲気の中、サービス精神を発揮して場を盛り上げようと奮闘したのは寛一郎。ガラガラの客席を見ながら「いや~、慣れないですよね、お客さんがいない中での舞台挨拶って。なんだか悲しい」と悲しい心境を吐露しつつも「悪いことをしていないのに、なんだか謝罪会見みたい」と苦笑いジョーク。すかさず松岡から「いや、こういうところではやらないでしょ!」とツッコまれていた。

 

さらに「生涯忘れられない○○」では、中学時代に友達の家で起こった出来事として寛一郎は「その友達には25歳くらいの太った清潔感のないお兄ちゃんがいて、いきなり指の匂いを嗅がされた。それが凄く臭くて、しかも何のにおいかもわからなかった。『どこのにおい?』と聞いたら、『へそのにおい』と言われて…。生涯忘れられないへそのにおいになりました!」と珍エピソードを披露。これにも松岡はすかさず「どんなにおい?」と謎の興味深々ぶりで、無観客ながらも力を合わせて盛り上げようとしていた。

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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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