「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載中の同名人気コミックを岡田准一の主演で実写化する映画『ザ・ファブル』(6月21日公開予定)の本予告映像が公開された。同時に、誰が演じるのかとファンの間で話題になっていた人気キャラクターの「ジャッカル富岡」と「河合ユウキ」のキャストが解禁された。
同作は、狙った相手を必ず6秒以内に仕留める最強の殺し屋・通称「ファブル」が、ボスから「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」との指令を与えられる…というストーリー。一般人になってもファブルはトラブルに巻き込まれ、誰も殺さずに解決しなくてはならなくなる。
解禁された本予告映像は、岡田演じるファブルとフード(福士蒼汰)の激しい銃撃戦をはじめ、初公開となるアクションシーンが満載。ボス(佐藤浩市)の命令で相棒のヨウコ(木村文乃)と共に普通の生活を満喫し始めたファブルが、初めて会った“普通”の女性・ミサキ(山本美月)を“誰も殺さずに救出する”というミッションに挑む姿なども描かれている。
また、今までシークレットになっていたキャスト情報が解禁。原作で人気の高いお笑い芸人・ジャッカル富岡を宮川大輔、同じく人気キャラのチャラ男・河合ユウキをオリエンタルラジオの藤森慎吾が演じることが明らかになった。
宮川は「ジャッカル富岡は原作で非常に人気のキャラクターで、ファンの間では誰が演じるのか話題沸騰と聞きました。しかも岡田准一さん演じる伝説の殺し屋が唯一爆笑する芸人役ということで、その重要さを受け止め、魂を込めて演じました。ジャッカル富岡のシーンは、撮影全体の終盤に行われたので、先にアップしたキャストの皆様のバトンをつなぐ気持ちでやらせていただきました。衣装は上半身が裸にネクタイだけなので腹が出ていた方が面白いと考え、前日には特盛3杯食べて出来る限りの役作りをしました」とコメント。
一方の藤森は「ヨウコ役の木村文乃さんとの共演で、終始ドキドキ、大興奮の現場でした!その木村さんに鼻にピスタチオを詰めていただけるというのは、たまらない経験でした!両方の鼻にピスタチオを詰められて、片方だけ落ちるという難しい撮影もあったので、木村さんとは入念にリハーサルをしました!演じさせていただいた河合ユウキは、ずっと女の子のことばっかり考えているどうしようもない奴ですが、憎めない可愛げのある奴だと思います!そんな河合の滑稽な様子に、笑ってもらえたら嬉しいです!」と撮影秘話を語っている。
岡田准一主演の映画『ザ・ファブル』は6月21日より全国公開予定です。