大相撲の元横綱、貴乃花親方様が10月1日、日本相撲協会に引退届をご提出、角界を電撃退職されたのでございます。
相撲協会との確執はみなさま、がってん承知の助でございましたが、まさかの電撃でございます。
そして11月27日、またしても電撃。おしどり夫婦として知られていた元フジテレビアナウンサーの河野景子様と10月25日に離婚していたというではありませんか!
30代以降の方の中には電撃引退と聞いて、“また”と思われた方もいらっしゃるのでは…。
若い方はご存知ないかもしれませんが、今からさかのぼること26年。親方様は、大女優の宮沢りえ様と「電撃婚約会見」を開かれております。
当時、宮沢様は国民的美少女として絶大な人気を誇っておられました。巨匠、篠山紀信様撮影のヌード写真集「サンタフェ」も爆発的な大ヒットを記録。当時の朝日新聞の全面広告がいまだに小生の網膜に焼き付いております。
一方、貴乃花人気もゴイスーでございました。「若貴フィーバー」は社会現象になり、まさに相撲界、いや、日本のスーパースターでございました。ところが、2か月後に破局を…こちらも電撃でございました。
お話がいささか脱線いたしました。本題に戻りますと…
貴乃花ファンでもあり、絵本トレンドライターでもある小生といたしましては、貴乃花親方、さらには貴乃花ロスの貴乃花ファンの方に是非、絵本で元気になって頂きたいのでございます。
ちなみに、今、お相撲を題材にした絵本は、たくさんございます。子供に人気なのと、最近ではママ様方からもお相撲が人気なのが背景にあるのではないかと…。
今回は、親方、そして貴乃花ロスの方に読んで頂きたいので、相撲絵本のなかでもオシャレで大人好みの相撲絵本を厳選させて頂きました。貴乃花親方ご自身のファッションを見れば、オシャレなモノ、美しいモノにこだわりがあることは、間違いナッシングぅーでございます。
「サングラスとマフラー美男子コンテスト」がございましたら、間違いなくグランプリ受賞でございます。
そんなこんなで今回は、「芸能人は歯が命、大人相撲絵本は絵が命」というバッチグーなコンセプトでお選びいたしました。まずは、こちら。
「どっせい!ねこまたずもう」(作・絵:石黒 亜矢子 出版社:ポプラ社)
石黒様といえば、京極夏彦氏の小説の装丁画などでも有名、さらに最近では“妖怪絵師”としても有名でございます。若い女子にも大人気でございます。絵を見れば、「あぁ、見たことある」と思われるはずでございます。ちなみに、旦那様は「うずまき」や「富江」でもお馴染みのホラー漫画家、伊藤潤二様でございます。余談でございました。
お話の舞台は100年に一度の大相撲大会。無敵の大横綱、にゃんこのやまに、奇々怪々な妖怪たちが挑戦、相撲をとるお話でございます。とにかく絵がチョベリグーでございます。迫力がゴイスーでございます。横綱の強さの安定感はまさに貴乃花親方を彷彿とさせる作品でございます。是非是非、見合って頂きたい絵本でございます。
そしてもう一冊。
「どすこいすしずもう」(作:アンマサコ 出版社:講談社)
さきほど、申し伝えるのを失念しておりましたが、2冊共に2018年出版でございます。トレンディーでございます。
こちらも絵が命の大人相撲絵本でございます。アンマサコさまは、絵本作家であり、美術作家でございます。美大をご卒業後、数々の日本アカデミー賞を受賞した名門映像制作会社「株式会社白組」に入社、ビジュアルエフェクトデザインを担当。立体造形などを用いて様々な特殊映像作品を手がけていらっしゃいます。その絵のクオリティーは、言わずもがな、間違いナッシングぅーでございます。
貴乃花親方、貴乃花ファンの方々、どうか相撲絵本で癒されてくださいませ。
(文:絵本トレンドライター N田N昌)