新宿歌舞伎町に、世界初・国内最大となる“謎”のテーマパーク「東京ミステリーサーカス(TMC)」が12月19日(火)にオープン。これに先駆けて14日、記者発表会が行われました。
同施設を手掛けるのは「リアル脱出ゲーム」を展開する株式会社SCRAP(渋谷区/加藤隆生代表取締役)。加藤氏は「小さい時から物語の中に入れたら毎日が楽しいと思っていた。TMCは何度も謎の物語を体験できる場所」とあいさつ。このほど合同会社TOKYO MYSTERY CIRCUSを立ち上げ、歌舞伎町をミステリーで包み込みます。
共同運営会社として参画したのは株式会社イープラス、株式会社Cygames、株式会社ニッポン放送の3社。インバウンド事業に注力しているイープラスの倉見尚也社長は「外国人観光客も多い歌舞伎町というマーケットで、集客に貢献していく」と話します。また、ゲームアプリで人気を博しているCygames近石愛作取締役は「当社のコンテンツもTMCに展開していく」と発表。
以前からSCRAPと共同事業を実施していたニッポン放送の岩崎正幸社長は「夢のあるプロジェクトに参画できて嬉しく思う。来年度の新入社員研修をTMCで実施しようか」と語り、会場を沸かせていました。
メイプル超合金の絡みにTMC団長「くまっキー」ピンチ!
ゲストとして登場したのはお笑いコンビ、メイプル超合金。赤い衣装でお馴染みのカズレーザーは、謎を意識したのか真っ赤なシルクハットとトレンチコート、そしてなぜか長いステッキを持って登場しました。相方の安藤なつは、一緒に登壇したTMCの団長を務めるくまっキーのフォルムを見て、「シルエットがほぼ一緒」とジャブで笑いを誘います。
加藤氏から「くまっキーは何かを隠すのが好き」という説明を聞くと、カズレーザーは「所得とかも隠してるんじゃないですか!?」とらしさ全開。さらにくまっキーの鼻が鍵穴になっていることを知るやいなや、2人は強引に手を突っ込み加藤氏が慌てて止めに入っていました。
先行してTMCのリアル脱出ゲーム「ある刑務所からの脱出」を体験してきたというメイプル超合金。安藤なつは「あっという間だった。入口から既に面白かった」と話していました。一方、頭脳明晰で知られるカズレーザーは「失敗した。まだだいぶ混乱している」と語りました。
また、集まった報道陣に対しカズレーザーから謎解きが出題。暗号のような紙を見せ「ガラケーじゃ無理かも。あと我々のネタがヒント」と投げかけました。
TMCの魅力について聞かれた2人。安藤なつは「密室で一緒にいる人と距離が縮まる。クリスマスも近いし、手当たり次第男性を連れ込みたい」とアピール。カズレーザーは「誰と来ても楽しい。自宅から徒歩圏なのでそれが魅力」と最後までスタンスを崩しませんでした。