こんなやり方があったか!『BABYMETAL』がいよいよ世界征服へ!!

2016/04/13
放送作家 石原ヒサトシ

アイドル×ヘヴィメタを融合“メタル・ダンス・ユニット”

彼女たちは楽器を弾きません。つまりバンドではありません。バンドは別に組まれ、奏でられるヘヴィメタラインに乗って歌い踊るというパフォーマンスで魅せるのです。

歌詞は、ヘヴィメタの王道を行く邪悪、憎悪、暴力といったアウトローな内容ではなく、従来のアイドルが歌う恋愛やライフスタイルといった等身大の女子目線が主でメッセージ性を含みます。とにかくこれは新感覚のスタイルでした。

海外からファイヤー!!

日本では万人受けしないヘヴィメタルですが、PVをYouTubeなどで配信してみるとメタラーの本場北欧や米からアクセスが殺到しました。そこでBABYMETAL陣営は、国内はもちろん、意欲的に海外にも足を伸ばしてLIVE活動しその名を広めてゆきます。


その成果は更に膨れ、2013年『イジメ、ダメ、ゼッタイ』でメジャーデビュー。オリコン週間6位。PVも海外からのアクセスが瞬く間に数千を超えます。


BABYMETAL - イジメ、ダメ、ゼッタイ - Ijime,Dame,Zettai (OFFICIAL)



2014年、仏・独・英・加・米・日を廻るワールドツアーを敢行。レディー・ガガのサポートアクトとして米5公演に参加したことで一躍注目を浴びます。

2015年、アルバム「BABYMETAL」が第7回CDショップ大賞を受賞。これでステージパフォーマンスだけでなく音楽性の評価が高まり、と同時に音楽ファンだけでなく一般層の目にも留まるように。

更に、欧州・北米・中南米など世界15ヶ所を巡るワールドツアー、日本のzeppを中心に巡る初の全国ツアーも大成功。

ここまでに、海外の大規模音楽フェスに数多く出場。英の有名音楽雑誌「KERRANG」主催の音楽賞も受賞。


そして現在3年連続のワールドツアーに突入。9月のファイナルは初の東京ドーム公演が待ち受けるなどなど日本の、しかも10代の女の子グループとしては異例の偉業を成し遂げてきました。


BABYMETALは、海外での評価が高く逆輸入的だったので、日本へのヒート温度が異様で伝わりにくかったのかもしれません。

ついに来るのか!?BABYMETAL

これでBABYMETALが目標とする“世界征服”の地ならしが出来上がったでしょうか。

”アイドルがヘヴィメタ!?” 


この違和感たっぷりの衝撃スタイルがついに日本でブレイク寸前。彼女たちは今、炭酸入りのペットボトルを振り始めた所!これから一気に噴き出すと確信しています。

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この記事を書いた人

放送作家 石原ヒサトシ

放送作家 「クイズ雑学王」、「ボキャブラ天国」等 バラエティを中心にイロイロやってきました。なんか面白いことないかなぁ~と思いながら日々過ごしています。野球、阪神、競馬、ももクロ、チヌ釣り、家電、クイズ・雑学、料理、酒、神社・仏閣、オカルトなことがスキです。

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