2011年インディーズデビュー曲『ド・キ・ド・キ☆モーニング』のPVをYouTubeにアップすると、海外(特に米、北欧)からの再生回数が多く、約1300寄せられたコメント欄には英語の書き込みが目立ちました。その後、リリースする曲全て海外からのアクセスが万単位で続きます。
思わぬ!?論争
もちろん日本での知名度も上がります。それは大凡メタルファンではなくアイドル目線のファンでしょう。それでいいんです。
やがて「BABYMETALはヘヴィメタルか否か?!」といった論争がSNSや音楽雑誌などで巻き起こりました。もしかしたらこれも予定通りの“しめしめ”だったかもしれません。タレント側としては、どっちにどう転ぼうが話題性が高まればそれで良いのですから。
世界へ、そして日本で!
世界のロックフェスに参加、レディー・ガガの公演のOPアクト、ワールドツアー等、意欲的に世界へ飛び出し経験と度胸を付けました。
パフォーマンスの完成度が高くなければここまで支持されないでしょう。確実にステップアップしてきました。そして秋には東京ドームです。
ピークまで計算しているのか?
ここで疑問
あえて言います。BABYMETALのブレイクはこれから。いや、ブレイクしない可能性もあります。先のことは分かりませんから。ではいつ頃のピークを考えているのでしょう?
ピークと言ってもその後人気がダウンするというのではありません。絶頂期を創るという意味です。
なぜこんなことを言うのかというと、数年前に3人を見た時そして今もビジュアルがあまりにも幼すぎるんです…これが是か非かです。
身長が高く見えるSU-METALは160cm程、YUIMETALとMOAMETALは155cm前後です。まだ高校生ですから伸びそうですけど、外国人からは小学生くらいに見られるでしょう。
もしかしたらこの“幼さは狙いなのか?”小さくて可愛い、キュートでプリティを好きになるファンを掻き込んでいるのか?それとも逆に、描いているビジョンとしてピークは数年後で“3人が大人びた容姿になったときこそ本格化”と考えてビッグプロジェクトを練っているのか?
私には、そこまでは全くわかりません。関係者さんから「考えすぎですよ」と言われるかもしれませんけど…
メタルやらされてる感
SNSではこんな書き込みや記事も目立ちます。「BABYMETALの3人はMETALをやりたいのか?やらされているのではないか?」
キラキラの衣装を着て可愛いJ-POPを歌う王道のアイドル像を、彼女たちも夢見たはず?。でも蓋を開けたら「ヘヴィメタって何!?」だったかも知れません。
でも本当に嫌なら断るでしょう、嫌々やられたらメンバーも事務所側も困ります。また、本当に嫌になったら脱退しますよ。やりたい音楽性が違うとか言って(笑)
そのあたりの意思統一は絶対にやっていますから外野は余計なお世話です。
……と言われるのもひとつの話題性と捉えていると思います。やいのやいの言われてもしょうがないですよ、だってヘヴィメタなんですもん(笑)
でも、ヘヴィメタルってハマったらハマった人の気持ちがわかるんですよ。頭の中にあるいろんな面倒臭いことスカッと空っぽに出来ますし、それに、今のヤング層にとってはヘヴィメタは新鮮でしょう。BABYMETALはHEAVY METALそのものを一緒に連れてムーブメントを築くかもしれません。