ついに、12月15日に世界同時公開されました。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。デートで映画館に足を運ばれる方も多いと存じます。聞くところによると、NASA様は映画館に足を運べない国際宇宙ステーションの方々のために、ディズニーの協力を得てステーションで公開前に上映会を行ったとか…。粋な計らいでございます。
よくディズニーが許可したなと思いましたが考えてみれば宇宙からのネタバレの可能性はかなり低いかと…。そんなスター・ウォーズ、盛り上がっているのは映画館だけではございません。今年は、ディズニーランドもスター・ウォーズに染まっているとか…。
公開から3か月間、トゥモローランドでは、映画「スター・ウォーズ」の世界をテーマにしたプログラム “フィール・ザ・フォース”が開催されております。実は、東京ディズニーランドでスター・ウォーズ関連のイベントが行われたのは、今回がお初だとか。
出典:http://www.tokyodisneyresort.jp/treasure/fantasy/starwars/
ちなみに、スター・ツアーズでは、最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」と前作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のシーンのみで構成された、スペシャルバージョンが楽しめるとか。とか、とか、が多くて申し訳ございません。小生も、スター・ウォーズデートに参戦して実体験に基づいたリポートを書いてみたいものでございます。
そんな、映画館やディズニーのアトラクションの待ち時間の話のネタにスター・ウォーズの絵本はいかがでございましょう。さすがスター・ウォーズ。絵本も出ております。それも、4冊も…。ちなみに、第一作目がこちら。
「ダース・ヴェイダーとルーク(4才)」(作:ジェフリー・ブラウン 訳:とみなが あきこ)
内容紹介の前に、まずお伝えしたいのは、この絵本は100%大人向き。さらに、スター・ウォーズ好きで何作も観ている方向きであるということ。実はこちらの絵本、ひとことで言うと、スター・ウォーズの登場人物のキャラクターを使ったショートコント絵本でございます。かつてのお笑い芸人、鉄拳様の「こんな〇〇は嫌だ」のスター・ウォーズ版と言ってもよろしいかもしれません。
第一作目のこちらは、父、ダース・ヴェイダーと4歳の息子ルーク・スカイウォーカーの二人が銀河の彼方で繰り広げるショートコント集でございます。注意しなければいけないのは、そもそもの物語、設定を知らないと、「・・・」になってしまう点でございます。映画を観られていない方は、予習をしたうえでお楽しみ頂ければと思います。
ちなみに、こちらのシリーズ、ゴイスーなのは、ルーカスフィルム公認でございます。公認の「暗黒卿の子育て絵本」でございます。ただし、子育てのシーンは一切でてまいりません。ショートコント集でございます。
著者のジェフリー・ブラウン様は「ヘタウマ」系の漫画家、ユーモアあふれるグラフィック・ノベルの作家として有名で、「ダースヴェイダーと仲間たち」や「ダースヴェイダーとプリンセスレイア」など、ダースベイダーシリーズの絵本を執筆されております。
スター・ウォーズファンの方には是非、お目通し頂ければと存じます。そして、この絵本でどれだけ笑えるかで、自分のファン度をチェックされるのも一興かと…。
(文:N田N昌)