美・健康・長寿…すべての根源は腸にある。といつまでも美しく、健康でいるために正しい「美腸活」をトータルにアドバイスする「美腸Methods」を提供しつづける株式会社フェイス・ジャパンの代表取締役 田和璃佳さん。医療における腸活や今後の目標について聞いた。
体の全体のバランスを整えるのが東洋医学。バランスが崩れているから病気などの症状が出るというのが東洋医学の基本的な概念だ。そのため、体や心のバランスを整える腸活のベースは東洋医学にある。また再生医療とは、自分の中にある細胞を活性化することで、回復力や自然治癒力をサポートしていくこと。そして腸活もその分野にあたり、株式会社フェイス・ジャパンが運営する日本美腸メソッズ協会は札幌医大などで治療されている先進医療の「幹細胞再生医療」を行う医療機関の認定を受けている。このようなことから、健康についてまずは腸活という身近なところから入ってもらい、予防医療と併走できる形が取れるよう予防医療×腸活という部分を更に深めたいと思っていると田和氏は話す。
再生医療での課題を聞いてみると、幹細胞という部分では高額なものも多く日常生活に落とし込むのはなかなか難しいので、一般の人でもはじめやすい食品などをつくったり対面でカウンセリングを行いクリニックの紹介含めたアドバイスができるサロンのような場所もつくりたいと今後について話てくれた。
最後に今後の目標を聞くと、開発した腸活アプリ「はぴがアプリ」を一つのツールとして企業での福利厚生の一環として導入してもらいたいと考えていると言う。これは従業員の体と心のサポートを委託してもらい、健康になるうえに企業の生産性を上げることが目的となる。今までは企業にとって従業員の健康管理については管轄外だった。
しかしコロナ禍になり従業員の健康まで足を踏み込まないといけなくなってきたのだ。そこで腸活を活用してもらい、従業員の体や心の安定のお手伝いができたらと考えている。さらに仕事のパフォーマンスも上がり、売上アップに繋がるのではないのかと田和氏は話す。
田和氏の16(7)歳の娘さんに関しては、3年間の幼稚園時代、様々なウィルスが蔓延している中、病気にもかからず皆勤賞だった。これは腸活で免疫力が高いお陰でもあると言う。そして田和氏も仕事を休まずにすんだ。このように仕事が忙しい両親にとっても、家族が健康であることは働くことにもプラスになるので、家族で腸活を行えるように、企業に入ってしっかり伝えていきたいと話す。また、日本だけでなく海外の人にも腸活を伝えていきたいと思っていると今後の展望を語ってくれた。