建設や介護事業を手掛ける中、新しくCBD事業も始めた「株式会社共英」。CBD(カンナビジオール)は、大麻草から抽出される植物栄養成分とあって誤解されがちだが、CBD製品には精神を高揚させる成分は全く入っていない。CBDを広めるために試行錯誤している代表取締役社長の荒井香名氏に、CBD商品と今後の可能性について聞いた。
CBD商品で体の痛みや心の不安を解消
弊社が建設以外に介護事業も行う中で、これからの時代は長生きする方がどんどん増えていくことを感じました。一方で、常に体の痛みや心の不安などの問題を抱えている方もたくさんいる。そういう方たちをサポートするためにもCBDはマッチしているんじゃないかなと思いました。
しかし、どうしても“CBD=ドラッグ”と誤解されてしまうことが多いのも現実。ドラッグで使われている大麻とは全く違う株なのですが、日本では認知度が低いんです。今は「CBD議連」という議員の連合会もでき、厚生労働省やWHO(世界保健機関)、WADA(世界ドーピング防止機構)もCBDの効能を認めています。
スポーツ界でもトレーニング後のケアとして、2021年に開催された東京2020オリンピックでも実際に使用している選手がいました。輸入する際は、麻薬取締部で厳しくチェックされているし、「ISO17025」という医薬品レベルの機関でも検査しているので何の問題もありません。医薬品ではなくサプリメントや化粧品などの部類に入りますが、漢方やハーブと同じ扱いなので気軽に使っていただけたらと思います。
通常の自分を取り戻せる優しいアイテム
もう一つお薦めしたいのは「TOTONOUCBD LemonOil(食用油脂)」。これはサプリのように飲むタイプです。飲み方としては1、2滴ほど口の中に入れるだけ。ふたがスポイトになっていて、レモン味なので飲みやすいです。効果としては、不眠や気持ちがイライラしている時に飲むと気分が楽になり、緊張を和らげてくれるため、会議前に飲む方もいらっしゃるようです。
週に1回「自分にごほうび」を
女性のデリケートゾーンをケアする「フェムケア」は、課題も多く一般的に浸透していない分野。私がお薦めしたいのは「bella」の商品です。Bellaの社長は女性で、娘さんのアトピー性皮膚炎を治すためにいろいろ研究した末、CBDにたどり着き商品開発をスタートしたため、敏感肌の方も気にせず使うことができるものなんです。
「PMS ロールオンローション」は、首、肩、腰、お腹など、体の痛いところに塗るだけで楽な気持ちになり、古来アマゾンの部族が重宝していたガラナ果実エキスとCBDの相性も抜群で、女性の“めぐり”を整えてくれます。
“PMS(月経前症候群)”を商品名にしているものはあまりないのですが、女性特有の不安定な気持ちなどを肉体的・精神的両方からサポートしてくれます。「デリケートゾーン用ローション」は、実は年齢とともに乾燥しやすい女性のデリケートな部分に潤いを与えてくれるローション。お風呂上がりに塗り、毎日使うと保湿力も高まります。
そして「リラックスバスソルト」は、キャップ1杯入れるだけで自宅のお風呂が豪華な温泉に。ヒマラヤのピンク岩塩とエプソムソルトを配合していて保湿効果はもちろん、発汗性もあるため新陳代謝が良くなります。
ラベンダーとカモミールの香りにも癒やし効果があり、サウナやスーパー銭湯に行けない時は、週に1度“自分へのごほうび”として極上のバスタイムを味わってみていただきたいです。体がポカポカするのでぐっすり眠れます。 今後もさまざまな商品にCBDが入るようになったらいいなと思っていますし、CBD商品を通じて皆さまのお役にたてたらいいなと考えています。
「株式会社共英」代表取締役社長・荒井香名氏
出産を機に父親が1969年に創業した「株式会社共英」に転職。同社は建設機械のレンタルと販売、道路舗装工事や外構工事、2001年からは介護事業も展開している。またアメリカに留学していた息子から、アメリカではCBDをサプリメントなどで生活に取り入れていることを聞き、関心を持つように。多くの方の役に立ちたいという思いでCBD事業をスタートする。
株式会社共英
https://kyoei1971.jp/