正月も三が日を過ぎてしまえば、お餅の消費量は落ちてきます。いくら必死に食べようと思っても、出てくるメニューは基本「お雑煮」。
これではいくらお餅が好きでも、さすがに飽きて食べきれません。冷凍保存したところで、いつでも食べれる安心感からそのまま放置して、気づいたときには食べる気が失せたなんてことも…。そこで今回はあまったお餅をムダにしないために、ズボラな人でも飽きずに食べられる、意外な組み合わせ方をご紹介しましょう。
餅+納豆=餅納豆
そもそもお正月のお餅といえば、「お雑煮」が定番です。これは逆を言えば、お雑煮の味付けとかけ離れた組み合わせをすることこそ、飽きずに食べられる究極の方法ともいえるのです。そこで登場するのが、日本人が大好きな「納豆」。
熊本県や福岡県の一部地域では「納豆雑煮」という食べ方があるそうで、餅との相性は抜群。食べ方もいたってシンプルで、餅を煮て、納豆とあえるだけ。お好みに醤油をかければ完成です。朝ご飯やちょっと小腹がすいたときにちょうどいい食べ方です。
餅+バター=なんちゃってバター餅
「バター餅」といえば、常温でもやわらかくて、ほんのりとした甘さが特徴的な秋田県北秋田市の銘菓。某番組で取り上げられ、もはや不動の人気です。クックパッドでも市販の餅を使ったレシピがごまんと出てきますが、この通りつくってしまってはあまり芸がありません。
そこでズボラな人にやってほしいのが、まず餅と水をレンジに入れ、そこに溶かしたバターと砂糖を混ぜるという方法。すると、たったこれだけで、なんちゃってバター餅ができあがります。子どものおやつにもぴったりの一品です。
餅+食べるラー油=ラー油餅
お酒がすすんでしまうときって、目の前にしょっぱいものや辛いものがあったりしませんか?「餅=お酒の肴」というイメージはないかもしれませんが、これも一時期流行った「食べるラー油」を組み合わせることで、日本酒をちびちびやりながら、食べたくなる、お手軽なつまみに大変身するのです。これも作り方はシンプル。
レンジでチンして、やわらかくなった餅の中に食べるラー油をつつむだけ。お好みで大根おろしを混ぜると、あっさりとした味わいのあとに、ピリ辛さがやってきて病みつきになります。
餅+チョコ=餅チョコ
主食やおかずにもなりえる餅は、組み合わせ次第でスイーツにもなります。たとえば、コンビニで「チョコ餅」「きなこ餅」といったお菓子が売っているのもそれが理由。家でつくる場合は、砕いた板チョコと餅を一緒にレンジでチンして混ぜるだけ。チョコの存在感を楽しみたければ餅と板チョコを挟んで食べるのもいいでしょう。スライスしたイチゴやチョコをトッピングすれば、より贅沢な餅スイーツが味わえます。ぜひお試しください。