驚き!?【リオの水事情】飲み水、トイレ、シャワーに関する日本との違い

2016/09/04
リサーチャー 保坂周兵

海外旅行でやはり気になってしまう“水”に関するアレコレ。

場所によっては水道水は飲めなかったり、氷でお腹を下してせっかくの旅行なのにトイレで半日を過ごしてしまうなんて言うことも…。

今回は、リオデジャネイロを中心として私が回ったブラジル国内での飲み水や、トイレ、シャワーなど、水に関する情報をお届けしたいと思います。

 

場所によっては直でもOK!!リオデジャネイロでは、買うのが無難

 

ネットなどの情報では、「世界で水道水が飲めるのはたった15か国」なんて言われています。

リオデジャネイロの水道水はというと、“できれば飲まないほうが良い”といったレベルです。リオデジャネイロでお世話になった知人の家には、ウォーターサーバーに使うような大きなボトルが置いてありました。

そして、そんな大きなボトルがスーパーで売ってたりします。その彼に「水道水飲めないの?」と聞くと、「よっぽどじゃなきゃ飲みたくない」というような回答でした。

 

その数日後、私は“よっぽど”な状況になってしまい、その時泊まっていたホステルの洗面所の水道水を飲みました。が、結局身体に問題はありませんでした。しかし、基本的には浄水器が付いていないと、リオデジャネイロでは飲まないというようなことでした。

 

ちなみに、サンパウロのホステルや、サンレオポルドの知人の家では普通に水道水を直で飲んでいます。そのため、場所によっては問題が無いようです。

 

カルチャーショックな“おトイレ事情”

(泊めてくれていた知人宅のトイレ)

(サンパウロ滞在中のホステルのトイレ)

 

日本人の私からしたらちょっとしたカルチャーショックを受けたのがブラジルのトイレ。ブラジルのトイレには、男子トイレにも小さなゴミ箱が置いてあります。

このゴミ箱、実は大きいほうをした後にお尻を拭いた紙を入れる為のゴミ箱なんです。ブラジルの人からすると当たり前すぎることなので、誰も教えてくれず、10日間くらいはジャンジャン流していました。が、基本的には流しちゃいけないそうです。

そのため、ホテルなどにはこんな注意書きも…

 

 

このような感じに、注意を促しています。

 

「スーサイドシャワー」とあだ名される、ブラジル名物のシャワー

 

ブラジルの水道水、トイレ、とお話ししてきましたが、最後はシャワーです。

私は貧乏旅行をしているので、高級ホテルはどうか知りませんが、ブラジルのシャワーには大きく2通りあり、1つは通常のシャワーなのですが、もう一つが「Suicide shower(スーサイドシャワー」なんて言われ、youtubeなどでもからかわれている電動で水を温めるタイプのシャワーです。

水道管にくっつけ、水をその場でお湯にしてくれるシャワーなのですが、配線丸出しです。水回りなのに、電気を使っているのでこんなあだ名をつけられているそうです。

 

 

ちなみに、このスーサイドシャワーは水の勢いが良すぎると、温めることが間に合わず水が出て来るので、熱めのシャワーが浴びたいときにはかなり勢いを落とす必要があります。

 

生活に密着しているからこそ、ちょっとのギャップが大きな驚きになる水回り。不便でも、それはそれで旅行の楽しみじゃないでしょうか?

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リサーチャー 保坂周兵
この記事を書いた人

リサーチャー 保坂周兵

これまでに3度のバックパック旅行を経験し、ヨーロッパを中心に合計で約4カ月放浪し、13ヶ国35都市を巡っています。実績、マツコの知らない世界(TBS)、今夜くらべてみました(日テレ)等(リサーチャーとして)。モットーは「TOEICスコア300前後だってこんなに世界は楽しめる!」

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