令和の時代はこんな女性がモテる!

2019/09/04
内藤 みか

今どきの25〜34歳の男性に結婚時期についてアンケートを取ったところ「結婚をしないつもり」と答えた人がなんと18.2%もいたそうです。いったいなぜ男性はこんなにも結婚したくないのでしょうか。そしてこんな時代に男性に好まれるのはどんな女性なのでしょうか。

3割が結婚しないという時代へ

2015年の時点で、生涯一度も結婚しないという男性が23.4%(女性は14.1%)もいるそうです(内閣府「少子化社会対策白書」)。この数値は2040年にはなんと29.5%になると予測されています(女性は18.7%)。実に3割もの人が一生結婚しない、非婚が当たり前のような時代はすぐ近くにまで迫っているのです。

18.2%もの男性が「結婚をするつもりがない」と答えたアンケートが載っていたのは雑誌『GINGER』2019年10月号。これほどまでに結婚を希望していない男性が増加していることに驚きです。このままだと、女性がいざ婚活しようとしても、結婚の意思がある男性を見つけるのが難しい状況が来てしまうのではないでしょうか。

男性は自立した女性を求めている

記事には適齢期男性4人の座談会もあり、それを読むと今や経済的に不安定な時代ということもあり、男性陣は専業主婦願望がある女性より、仕事をして「自立できている女性」を好むようです。

一昔前は「守ってあげたくなるような女性」が好まれていたのですが、「大黒柱になって家族を養う」という使命感を持つ男性は減っているようで、しっかりと仕事に打ち込んでいる女性との結婚を望む人が多めでした。

男性を自由にさせる方法とは

記事を読むと「彼女は結婚したがっている」「でも僕はまだ結婚したくない」と揺れる男心があるのがわかります。驚いたことにこのアンケートでは、男性の結婚希望年齢は35〜39歳と、平均結婚年齢の31.1歳と比べても、かなり上です。

男性からすると、結婚することが、家計を管理されて少ししかお小遣いがもらえなくなるなど、独身時代の自由が失われる気がするのでしょう。妻にスケジュールをチェックされて自由に動けなくなるということも、マイナスに感じるのかもしれません。まだまだ自由でいたいから、結婚したくないのです。

こうなると、やはり忙しく働いている自立女性なのです。しっかり仕事をし、それなりの給料も受け取っているので、男性の自由になるお金が激減するということもないでしょう。それに、忙しく働いているので、夫の行動をいちいちチェックする暇もありません。つまり、結婚しても、独身時代とそう変わらずに日々を送れるのです。自立している女性の心地よさに、令和時代の適齢期男性は、気づき始めているようです。

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内藤 みか
この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/
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