日本のバレンタインとは違う?世界のバレンタイン事情!

2016/02/13
澤井 一樹

今年も目前に迫っている、2月14日のバレンタインデー!

中高生は朝から、下駄箱や机の引き出しをドキドキしながらクールな顔で開けてしまう季節がやってきました。

 

そんなバレンタインデーですが、大人になってもチョコを渡すのが主流ですよね。

これは日本の神戸の洋菓子店『モロゾフ』が仕掛けたPR。後に大手百貨店なども参戦。日本特有のチョコレートの記念日になりました。

 

そんなチョコを渡すだけと言うバレンタインデーに飽き飽きしている皆さんに海外のバレンタイン事情を紹介し、今年は少し違ったバレンタインを提案していきたいと思います。

アメリカのバレンタイン!

まずはアメリカのバレンタインから紹介です。

アメリカのバレンタインは実は……男性から女性にプレゼントを贈る日なんです!

また、義理チョコの考えはなく、“愛する人”にだけ贈ります!

 

また、恋人や夫婦はいいレストランを予約してロマンチックなディナーを楽しむのだそうです。バレンタインの告白は、「Be My Valentine」(私のバレンタイン=愛する人になってください)という特別な言い方もあるそうです!

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 エス・エス・アイ
アメリカ流バレンタインコーナー

 

ヨーロッパのバレンタインデー

続いてヨーロッパのバレンタイン事情です。バレンタインの発祥の国と言われているイタリアは、2月14日は「サン・ヴァレンティーノ」と呼ばれています。別の名を「Festa degli innamorati(恋人たちの日)」といい、恋人たちが愛を

確かめるのだとか。

 

フランスや、ドイツ、スイスも意味合いは同じで“愛の日”。それぞれのカップ

ルが花やプレゼントを贈るといいます。それは全てアメリカと同じくで、男性から女性に贈るパターンがほとんどです。

 

しかし、特殊な国が!!それはフィンランド。

フィンランドはバレンタインデーは“友情の日”と位置づけられているのです。その為、友達や家族にカードや小さなプレゼントを贈ったりするのです。しかし、モチーフに使われるマークはハートなんだとか。

 

オーストラリアのバレンタイン!

オーストラリアは夫婦や恋人だけがプレゼントを交換し合う為、親子や友人の間では交換はしないと言います。赤いバラが人気で多くの人が赤いバラを贈るそうです。

 

アフリカのバレンタインデー!

アフリカのコンゴを例に挙げると、コンゴでは教会に行ったり、祈りを捧げたりはしないそうです。若いコ向けの記念日で、レストランに行ったり、散歩をしたり、ディスコ行ったり、コンサートに出かけたりするそうです。あるいはふたりで引きこもって愛を暖めあいます。

 

また、プレゼントを交換するのも恒例で、恋する人に告白するそうです。

バレンタインデーのプレゼントには、ウガンダ人が、靴やカードなどをプレゼントしたり、ランチやディナーに招待する、一方、ケニア人は、花や洋服をプレゼントするのが一般的みたいです。

 

アジアのバレンタインデー!

まずはお隣韓国からのバレンタインデーですが、韓国はなんと日本と同じく女の子が意中の男の子にチョコレートを渡す日となっています。韓国では名物「バスケット」という物があり、巨大なバスケットで渡す人が多いんだとか。また、ホワイトデーもあります。

 

そして面白いのがここからで、韓国には4月14日に「ブラックデー」という物が存在しており、この日は「バレンタインデー」と「ホワイトデー」に縁のなかった人が、慰め合い黒い服装に身を包み、真っ黒な食べ物であるジャージャー麺を食べます。

ブラックデーに出会った二人が恋人同士になることもあるんだとか。

 

その他、中国では花束を男性から女性に渡すのが一般的のようです。

いかがだったでしょうか?全ての国を紹介する事はできませんでしたが、色々な国のバレンタイン事情を紹介しました。日本特有の女性から男性へのチョコは韓国には影響を与えている見たいですね。

 

しかし、その他の国を見ていくと、男性から女性に何か贈り物をしているみたいですね。日本の男性諸君、今年は女性にサプライズで素敵な贈り物をしてみてはいかがでしょうか。

 

縁がなかった人たちは、韓国の「ブラックデー」のように慰め合う日を設けるのも一つの手で、何か新しい出会いが生まれるかもしれませんね。

以上、世界のバレンタイン事情でした。

 

参照 http://www.konest.com/contents/korean_life_detail.html?id=579
参照 http://www.africa-news.jp/news_uZDFGYzFd.html
参照 http://www.eflora.co.jp/f_valentine/colum/

 

 

< 取材・文 / 澤井一樹  >

 

 

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澤井 一樹
この記事を書いた人

澤井 一樹

放送作家。関西のCM制作会社で働き、勉強した後に株式会社ライターズオフィスに所属。現在は、フジテレビ「全力!脱力タイムズ」、TBS「爆報!THEフライデー」などの制作に関わるなどしている。

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