2月と言えばバレンタインデー。チョコを貰えるかも気になりますが、他にも気になる事があります。それは「バレンタインジャンボ宝くじ」。2月1日から3月3日までの期間で発売となります。
今回は、宝くじ記者として20年、全国1,000箇所以上の高額当せん宝くじ売り場に足を運び、その秘密を探ってきた売り場の目利き人ふくちゃんこと、福田雅夫さんにバレンタインジャンボで気になる売り場を紹介していただきます。
年末ジャンボの「大河ドラマ伝説」にまたひとつの実績が
バレンタインジャンボの前に知っておいてもらいたいのが年末ジャンボの「大河ドラマ伝説」。この伝説は2010年放送の大河ドラマ「龍馬伝」を前にした09年の年末ジャンボで、主人公の坂本龍馬の生誕地・高知県、海援隊を創設した長崎県、亡くなった京都府の売り場から億が出たことからスタート。
2020年「麒麟がくる」では明智光秀の生誕地・岐阜県から、2021年「青天を衝け」では渋沢栄一の生誕地・埼玉県から、また、昨年の「鎌倉殿の13人」では舞台となった神奈川県から年末ジャンボで1等が出ており、「翌年の大河ドラマにゆかりのある地から億が出る」という伝説となっています。
そして今年の大河ドラマは「どうする家康」ということで、昨年の年末ジャンボでは家康ゆかりの地である名古屋の4つの売り場から年末ジャンボ1等が当選。同じ市内で高額当せんの売り場が4つも誕生したのは史上初ということです。
福田雅夫さんはこの「大河ドラマ伝説」を見事に実証した年末ジャンボの運気を、2月1日から発売されるバレンタインジャンボの当たり運に大いに活かしたいと語り、バレンタインジャンボで気になる売り場を紹介してくれました。
「家康出世ライン」にある実力派宝くじ売り場
昨年の年末ジャンボでは名古屋の4つの売り場から1等が出たことに加え、岡崎市の売り場でも年末ジャンボミニで1等・前後賞合わせて5,000万円が当選。家康が生まれた岡崎城(岡崎市)から家康が最後に作った名古屋城(名古屋市)を結ぶラインは「家康出世ライン」と呼ばれるラインであり、そのラインにある宝くじ売り場を紹介します。
①名駅前チャンスセンター (愛知県名古屋市中村区名駅1-2-1 名鉄百貨店前)
JR名古屋駅前の売り場で、1億円以上の高額当せんが277本・総額481億円という東海一の人気売り場です。
②名駅前チャンスセンター ユニモール (愛知県名古屋市中村区名駅4-5-26 先 ユニモール地下街)
名駅前チャンスセンターの姉妹店として、名古屋駅地下街に22年5月にオープンし、開店半年でジャンボ1等が出たまさに強運売り場。
③名古屋ラッキーセンター (愛知県名古屋市中村区名駅 1-2-1)
名駅前チャンスセンターの左隣にあり、オリジナルゆるキャラ「らっきぃあたるくん」が億招きする売り場としても人気です。
④御器所チャンスセンター (愛知県名古屋市昭和区阿由知通4-6)
売り場近くに必勝の神さま「御器所八幡宮(ごきそはちまんぐう)」があり、家康が勝利祈願をしたことでも有名。
⑤岡崎アオイプラザチャンスセンター (愛知県岡崎市大樹寺1-2-2)
「どうする家康」第2話で家康が「厭離穢土 欣求浄土(おんりえど ごんぐじょうど)」の言葉を胸に再起を誓ったお寺のすぐ近くにある売り場です。
家康と縁が深い有力宝くじ売り場
次は家康と縁が深い場所にある東西の売り場を紹介します。
⑥西銀座チャンスセンター (東京都中央区銀座 4丁目1 西銀座デパート)
億万長者513名、総額867億円を誇る売り場。銀座の地名は、家康が駿府にあった銀貨鋳造所を現在の銀座2丁目に移し、通称「銀座」と呼ばれるようになったことから。
⑦大阪駅前第4ビル特設売場 (大阪府大阪市北区梅田1丁目11-4)
家康最後の戦いとなった大坂の陣の舞台・大阪城にほど近い売り場。億当せん318本、総額625億円と大阪最強の宝くじ売り場と呼ばれています。
⑧宝くじ御徒町駅前センター (東京都台東区上野6-4-19)
家康の遺訓で創建された「上野東照宮」に近い売り場。高額当せんの常連店です。
⑨徳川イオンチャンスセンター (愛知県名古屋市東区明倫町2-14)
徳川の歴史を保存する「徳川園」に近く、店名にも「徳川」と、徳川に縁が深い有力宝くじ売り場です。
⑩マスミ (静岡県浜松市中区板屋町521)
家康が17年間過ごした「浜松城」に近く、53本ものジャンボ1等を出した実力派売り場です。
⑪まつちかチャンスセンター (愛媛県松山市湊町5-1-1 まつちかタウン内)
家康を祀る東照宮のひとつ「松山神社」近くの売り場です。
いかがだったでしょうか。近くに今回紹介した売り場があったという方や、行ってみたい売り場があったという人は、ぜひ訪れてみてください。「バレンタインジャンボ宝くじ」は2月1日から3月3日までの期間で販売となります。