みんなどうしてる?コロナ禍デート

2021/09/22
内藤 みか

コロナ禍で恋人同士が困っているのは、デート先。特に夜はレストランが閉まっていたり、お酒を飲める場所もなかったりで行くところがないという声も。自粛期間はどこでデートをしているのでしょうか。

実は出かけている人も

緊急事態宣言中であっても、テーマパークは営業していますし、旅行に出かける人もいます。カップルのなかにもお出かけする人もいるのです。けれども、インスタグラムにお外デートの画像をアップする人はとても少ない状況です。

これには事情があります。実際にはテーマパークや旅行に行っていても、SNSにそれを投稿すると叩かれることもあるため、あまり大っぴらにしていないのです。医療機関が逼迫しているなかでそうした投稿は気が引けるのでしょう。とはいえアクティブに外出している人は少数派で、多くのカップルは身近なデートを繰り返していたようです。

お家デートが1位

『GINGER』2021年10月号では、アラサーの女性読者に「コロナ禍の恋愛事情」についてアンケートを実施。すると、コロナ禍でのデート場所は「家」と答えた人がなんと1位という前代未聞のような結果に。2位がカフェ、3位がショッピング施設と、遠出をせず、ご近所デートを続けている様子が窺えます。

しかし恋人がいる人のうち、このコロナ禍に新たに交際をスタートさせたケースが29%もいて、オンラインなどを駆使して、少ない出会いのチャンスをものにしているアグレッシブさも。出会いがないことをコロナのせいにせず、何か機会はないかと前向きに交流の場を探すことはとても大切です。

オンラインデートも

SNSでも新たな人間関係が生まれやすいもの。同じ趣味や業種の人が集まるオンラインサークルやオンラインサロンもいくつもあります。オンライン上には、コロナ禍でも自分らしく生き生きと発信している人が大勢います。いきなり恋人ではなく、まずは友人知人を作れたらいいなというような気持ちで何かアクションを起こしてもいいのかもしれません。

記事には、会えない時にオンラインデートを活用していたカップルの話も載っていました。会えなくても、お互いの顔を見ながら話をすると安心できるしヴァーチャルデート気分が味わえるのです。

会えない期間が続くと次第に疎遠になってしまいがちな恋愛ですが、ネットやSNSを上手に活用できた人は、コロナ禍であっても絆を深めることができたようです。オンラインを目一杯活用し、自分なりのアイデアも盛り込んでいくことで、息の長いお付き合いを目指せるのです。

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内藤 みか
この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/

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