ゴールデンウィークの時期は、面白い美術展・展覧会がたくさん開催されております。そんな中、「うちの子も大きくなったので、そろそろ、美術館デビューさせてみようかな…」とお考えのママさんもいらっしゃるのでは…。
とはいえ、静かに鑑賞できるかな…飽きずにちゃんと見ていられるかな…公園デビュー同様、美術館デビューも慎重になってしまうものでございます。それでも、子供には早い時期から芸術の魅力、美術館の楽しさを体験させてあげたい、センスを磨いてもらいたい…と考えてしまうものでございます。
そこで今回は、お子様の美術館デビューで失敗しないための絵本をご紹介させて頂きます。
「びじゅつかんへいこう」(文:スーザン・ベルデ 絵:ピーター・レイノルズ訳:かがわ ちひろ)
アメリカで大ヒット、アマゾンの児童書分野でハリー・ポッターを抑え1位を記録した世界的ベストセラー絵本「ちいさなあなたへ」のピーター・レイノルズ様の絵本でございます。美術館ってそんな堅苦しく考える場所じゃないんだよ。心と体で感じればいいんだよ。そう思わせてくれる絵本でございます。
美術館デビューで悩んでいるママの背中をそっと押してくれる絵本でございます。是非、事前にお子様に読み聞かせしてあげてくださいませ。ママにも子どもにも役に立つ絵本でございます。美術館が楽しめること間違いナッシングでございます。
ちなみに、フランスの人気絵本「リサとガスパール」のリサの住所は、国立近代美術館などが入っているフランスを代表する文化施設「ポンピドゥー・センター」でございます。気になる方は是非、シリーズの「リサのおうち」を参照くださいませ。
「リサのおうち」(作:アン・グットマン 絵:ゲオルグ・ハレンスレーベン訳:石津 ちひろ)
こちらは、休館日にリサがポンピドゥー・センターを探検するお話でございます。さらにちなみに、4月27日から5月6日の間、東京の玉川高島屋ショッピングセンターで、貴重な原画展示やアニメーションが楽しめる展覧会「リサとガスパールと遊ぶゴールデンウィーク」も開催!「リサとガスパール」ファンの方は、こちらも是非是非。
少し脱線してしまいましたが、このゴールデンウィーク、思い切って「美術館デビュー」されてみてはいかがでしょう…。
(文:N田N昌)