本当に休めてますか?最適な「休みかた」とは

2022/03/16
内藤 みか

コロナ禍以降、あたらしい働きかたが模索されています。急激なワークスタイルの変化に追いつくのに精一杯で、今の自分にマッチしたあたらしい休みかたを見つけられていないのか、疲れがなかなか取れないと訴える女性も多いようです。

あたらしい休みかたとは 

コロナ禍は、私たちの仕事スタイルを一変させたと言えるでしょう。これを機に在宅で行うリモート勤務(テレワーク)の導入が一気に行われたのです。リモート勤務は場所を選ばないため、田舎に移住する人やリゾートで仕事をするワーケーションを行う人も増えています。

仕事場所に大きな変化があった人は、そこで一気にリフレッシュもでき、新スタイルでのスケジュールを作れそうです。しかし都会の広くない部屋で職住一体状態で生活している人は、うまく休息が取れないでいるのかもしれません。

あたらしい人生の楽しみ

私自身、コロナ禍以前は都心の立食パーティーで集団で飲酒しつつ歓談することもありました。しかしそのようなイベントはもう2年以上ありません。ぽっかり空いてしまった時間で、体力づくりも兼ねてサイクリングを始めました。自宅から1時間ほど走ると見晴らしのいい高台に出ます。こんな眺めの良い場所があることは今まで知りませんでした。そこから見る夕日は本当に素晴らしく、人々も足を止めてスマートフォンで写真を撮っています。今では毎週そこで四季の移り変わりを観察するのが楽しみになっています。

何かを始める楽しみを

『BAILA』2022年3月号では、女性読者160人に休みかたについてアンケート調査を行なっています。すると、日ごろ疲れを感じている人はなんと92%もいました。そして充分に休めていないという人も53%いたのです。これは、あたらしい休みかたを生み出していない可能性もあるのではないでしょうか。

記事には、休息を取れていると感じている人は、何かを変えたり何かを始めたりと変化に柔軟に対応できている人が多かったようです。今までと働きかたが変わったのですから、休みかたも変え、今の自分が一番ラクになれるようなことを考えていくことが大切なのでしょう。筆者はサイクリングでしたが、自分が楽しいと感じることを始めるのも良い気分転換になると思います。

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内藤 みか
この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/

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