
AIアバターとの対話を通じて人の力を可視化する採用・育成支援HRサービス「タレスカ」を提供する株式会社Preferred Networks(PFN)は、内定式シーズンを迎える2027年卒の就活生308名を対象に「就職活動におけるAI面接に関する実態調査」を実施。9月30日に速報結果を発表し、4割強が面接官との相性や運で合否が左右されると感じる、いわゆる「面接官ガチャ」を実感していることが明らかになりました。
■AI面接の結果に「納得」51% 未受検者の想定を20ポイント上回る
今回の調査は、2027年卒として今年就職活動を行った22~27歳の就活生308名を対象に、9月7~18日にインターネットで実施。内訳はAI面接の受検経験がある就活生108名、未受検者200名です。
PFNが提供する「タレスカAI面接」は、AIアバターとの面接を通じて求職者の適性評価を支援するサービスです。従来の選考方法では評価が難しかった潜在能力やコミュニケーション能力、問題解決能力、ビジネス理解力などを多角的に評価します。
今回の調査で注目されるのが「AI面接」を実際に経験した学生と、未経験の学生との「納得感」の違いです。AI面接を受けたことがない学生に、AI面接の選考結果に納得すると思うか尋ねたところ、「納得すると思う」が4.5%、「やや納得すると思う」が26.5%で、計31.0%でした。

一方、実際にAI面接を受けた学生では、「納得した」が13.0%、「やや納得した」が38.0%で計51.0%。未受検者の想定を20ポイントも上回り、受検前のイメージと受検後の実感にギャップがあることが分かりました。
ただ、受検者の40.7%は「納得していない」「やや納得していない」と回答しており、AI面接への評価は分かれています。
納得した理由としては、「自分の強みや弱みがきちんと把握されていた」「先入観があまりないからこそ公平に感じた」といった声が寄せられました。一方、納得していない理由には「同じ質問を何度もされた」「話の途中で次の質問に移られた」といった意見もありました。
■就活生の44.5%が「面接官ガチャ」を実感
調査では、人間の面接官に対する就活生の意識も浮かび上がりました。
「面接官との相性や運で合否が左右される、いわゆる『面接官ガチャ』を感じた経験はありますか」と尋ねたところ、「強く感じたことがある」が10.1%、「やや感じたことがある」が34.4%。合わせて44.5%が「面接官ガチャ」を実感していました。

さらに、面接を受けた企業数が6社以上の学生では60.3%に達しており、面接経験を重ねるほど「面接官によって結果が変わる」と感じる学生が増える傾向がみられました。
人間の面接官では相性による評価のばらつきを感じる学生がいる一方、AI面接でも評価への納得感は分かれています。今回の速報結果からは、採用面接に対する就活生の複雑な受け止め方や、AI面接の受検経験の有無による見方の違いが浮かび上がりました。
AI面接の受検者と未受検者の評価比較を含む詳細な調査結果は、10月中旬に発表される予定です。
【タレスカ公式サイト】
https://talentscouter.preferredai.jp/






