さまざまな韓国グルメや、カルチャーが日本でも人気となっている中、三養ジャパンが販売する韓国発の人気激辛麺「ブルダック炒め麺」の初のウェブCMが公開されました。
SNS総フォロワー数188万人以上を誇る人気デジタルクリエイターのマツヤマイカさんを起用し、オリジナルソングに合わせて、コミカルなダンスとユニークなリアクションを披露する内容が話題になっています。今回は三養ジャパンの担当者を取材し、ウェブCMの狙いや商品などについて、ブランド担当の李相旻さん・今井詩文さんにお話を聴きました。
「ブルダック炒め麺 」は開発者が辛くておいしい料理の有名店などを巡り、国別の様々な唐辛子料理を研究するなどして「韓国風」かつ「激辛」な味を求め続けた末に誕生。世界各国で愛され、日本でも韓国好き、激辛好きにとってはおなじみの旨辛麺です。
三養ジャパンにとっても初だというブルダックのウェブCM。これはどのような意図で制作されたのでしょうか。
「昨年の初めにブルダックのキャッチコピーとして、『辛すぎ!でも旨すぎ!』というフレーズを考えたのですが、それをモチーフにして、ブルダックらしいもっちり麺やブルダックでしか味わえない辛いだけではなく旨味のある特製ソースなど、ブルダックの魅力を知ってもらいたいという思いを凝縮させたCMになっています」
ウェブCMには、特技のダンスや歌、イラストを活かしたコミカルな動画がTikTokで人気を集めるマツヤマイカさんを起用。その狙いはどこにあったのでしょうか。
「若い層にコミカルなウェブCMで商品の魅力を知ってもらい、大人世代にも訴求したいという狙いがありました。そういう意味で最もマッチするのがTikTokerの方で、若者層からの支持が高く、ブルダックの雰囲気にマッチしているマツヤマイカさんに依頼させていただきました」
若い世代にアピールするという狙いとは裏腹に、ウェブCMはレトロな雰囲気になっています。これはどのような意図があるのでしょうか。
「実は教育番組をコンセプトにしていて、ちょっとレトロで懐かしさがあり、親しみやすい雰囲気になっています。真似したくなるようなコミカルなダンスを入れて、思わず『ちょっと食べてみたいかも』と思ってもらえるような内容を目指しました」
今後ブルダック炒め麺ブランドとして、どのような展望を思い描いていますか。
「現在のターゲットは、韓国カルチャーへの関心が高い方々や、韓国でいうところのMZ世代(1981~2012年生まれ)を中心にコミュニケーションを図ってきましたが、今後はこれまであまり認知されていなかった層へ訴求していきたいと考えています。具体的には大人世代の男性層やファミリー層で、そうした方々に刺さるようなコンテンツを展開できればと思っています。東南アジアやアメリカなどでは、男性向けに『辛さに挑戦してみませんか』といった訴求の形があるのですが、日本でも『辛いものを食べて汗をかきませんか?』といった方向性で男性層へのアピールを考えています」
同社はブルダックブランドとして、「これ1本でどんな料理も旨辛に大変身する」という万能ソース「ブルダックソース」なども商品展開。「辛すぎ!でも旨すぎ!」という旨辛をコンセプトしている。
また、世界で大人気アイドルグループのBLACKPINKのロゼが常に鞄に入れて持ち歩いているみたいだそうです。
参照元:Pouch記事より
辛いもの好きには是非試してほしい商品であることは間違いない。今後も韓国グルメブームはまだまだ続きそうです。