人工知能が「花粉症だと認めたくない人」のツイートを勝手に解析!ロート製薬がおせっかいなキャンペーンを実施

2019/02/28
佐藤 勇馬

ロート製薬は花粉対策ブランド「アルガード」シリーズのプロモーション企画として、人工知能が勝手に「目のかゆみを感じながらも『花粉症』と認めたくない人」をTwitter上で見つけ出し、花粉症対策グッズをプレゼントするという少しおせっかいな「カフン認証」キャンペーンを実施。期間は2月28日~3月13日までとなっており、独自開発の人工知能による謎機能「カフン認証」が話題を呼びそうな企画となっている。

『ロート アルガード「カフン認証」』と題した同キャンペーンは、花粉対策のためだけに同社が独自開発した人工知能、“A.I.”ならぬ“K.I.(Kafun Intelligence)”が花粉で目のかゆみに苦しんでいる人を救うというストーリーに基づいたものK.I.がTwitter上の膨大な投稿を2年間にわたって解析したところ、世の中には自分が「花粉症」になった可能性を感じていながらも認めたくない「隠れ花粉症ビギナー」が多く存在することが分かったとしている。

今回の企画では、現実から目を背ける人々を救うため、K.I.が謎機能「カフン認証」によってTwitter上の投稿を勝手に分析。「隠れ花粉症ビギナー」が実際に花粉症なのかどうかを解析する。

キャンペーンサイト(https://jp.rohto.com/rohto-alguard/promotion/ki2019/)では、K.I.が「カフン認証」機能により“花粉のせいかも?”と判断した人のツイートを解析結果として随時紹介。解析結果をチェックして期限内に「目のかゆみが花粉のせいである」と認めた人には花粉対策グッズがプレゼントされる。

ただし、K.I.は独自開発によるシステムのため、一部見当違いな解析やプレゼントをすることも。また、いつ誰が解析されるのかはすべてK.I.次第となっている。

キャンペーンの参加方法は、Twitter上で「目がかゆいのは花粉のせいじゃない!」「花粉症であることを認めたくない!」といった気持ちをツイート。キャンペーンサイトにツイートが掲載されていたら、掲載開始から3時間以内にサイトの当選手続きページから投稿が掲載されたTwitterアカウントでログインすると当選が確定する。掲載されなかった場合も、新たにツイートすれば再び解析対象の候補となる。なお、解析結果は3月13日までの期間中に3時間ごと(12時・15時・18時・21時)に更新される。

気になるプレゼントのラインアップは、花粉から逃げるための「海外向け旅行券」のような豪華なものから、涙を拭くための「普通のティシュー」までさまざま。中には、目をこすったりするには完全に不向きな「タワシ」や、花粉症デビューしたことを告知できるオリジナルデザインの「プラカード」など、K.I.が見当違いをしている賞品もあり、何が当たるかも含めてすべて「K.I.次第」となるようだ。

「自分が花粉症になったと認めたくない人」にとっては、ありがたいような、おせっかいなような本企画。しかし、花粉症は早期対策が何より重要であるだけに、気になる人は「花粉症かも…?」という思いを無理に心の中に閉じ込めず、Twitterにぶつけて「カフン認証」による解析を待ってみてはいかがだろうか。

人工知能K.Iが勝手に「カフン認証」してくれる『ロート アルガード「カフン認証」』キャンペーンは2月28日~3月13日まで開催中。

 

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この記事を書いた人

佐藤 勇馬

新宿・大久保在住のフリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にスカウトされて以来、芸能、事件、ネットの話題、サブカル、漫画、プロレスなど幅広い分野で記事や書籍を執筆。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など。 Twitter:ローリングクレイドル

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