今年も恐怖の花粉シーズンがやってくる。
花粉症の人にとっては今から憂鬱になってしまいそうだが、忙しい毎日でついつい事前対策は怠りがち。そんななか、花粉の到来をビジュアルで認識させる「おせっかいすぎるバス停広告」が2月4日から都内に登場する。
もはや国民病とも言える「花粉症」。東京都では、都民の2人に1人が花粉症に罹患しているという推定データ(東京都福祉保健局調べ/2017年12月発表)もあり、毎年多くの人が苦しんでいる。日本気象協会の予測によると、今年は早いエリアで2月下旬から花粉飛散が始まり、特に東京はスギ花粉の飛散が約1か月と長く続く見込みとのこと。例年以上に「事前対策」の重要度が増している。
このような背景を踏まえて、ロート製薬は花粉症に効果的なアレルギー用目薬「ロート アルガード クリアブロックZ」のプロモーション企画として「花粉に襲われる日本列島」をテーマにした広告を展開する。
同広告は、東京・外苑前のバス停のアクリルボックスに日本列島を模したジオラマを設置。花粉そっくりのジオラマスポンジが徐々に溜まっていき、日本列島の大半が花粉に覆われていく恐怖を表現する。本格的な花粉シーズンの直前となる2月4日から同17日まで展示され、見ているだけで目や鼻がムズムズしてしまいそうな光景が繰り広げられることになりそうだ。
花粉症で悩んでいる人にとっては「おせっかい」と感じられなくもない広告だが、ロート製薬の担当者は「今回の企画は、花粉シーズンを前にした注意喚起を目的として真剣に考え抜いたものなのですが、結果、なかなか奇抜な仕上りとなりました。皆さんに興味をもってもらえたら嬉しいです。この広告があらためて『花粉対策』の重要性に気付くきっかけになればと思います」とコメント。花粉シーズンが本格到来する前に万全の対策をしてほしいという、強い思いを明かしている。
また、同社は連動企画として福岡・広島・大阪・名古屋・東京・仙台で1月21日よりポスター広告を順次展開。街が花粉に襲われている様子を報道ニュースのパロディー調で表現し、福岡は「福岡タワー」、大阪は「大阪城」、東京は「東京タワー」と各地の名所が花粉に襲われる。
日本列島が花粉に襲われるユニークなロート製薬の広告は、東京・外苑前のバス停にて2月4日から展開される。