60秒後には禁煙をはじめられる!臨床心理士が教える「禁煙」の2ステップ

2016/11/16
放送作家 石橋アキ江

灰も匂いも出ない煙草として、今、人気を集めている「IQOS」。数年前から日本では喫煙場所が特定されたり、禁煙店が増えるなどからか、煙草を辞めたい人が増え、禁煙外来なるものも設けられるほどになりましたよね。禁煙は「心理」が大きく関連していると話してくれた、都内でカウンセラーを務める臨床心理士のSさん。そんなSさんに、どんなことに気を付けるといいのか?聞いてみました。

 

禁煙できない理由とは?

 

『禁煙とは、我慢すること』と、とらえている方はいらっしゃるのではないでしょうか?『我慢』という行動は、イライラを募らせることに繋がります。イライラが溜まれば、爆発してしまう。つまり、煙草をまた吸ってしまうという結果を引き起こしやすいのです。では、どうしたら禁煙を成功させやすくなるのか?

 

それは、『理解と納得』です。人間が一番気持ちよく行動することが出来るのは、理解や納得をした状況なんです。それでは、具体的にどうしたらいいのかを、お話しします。

 

どうして禁煙をしようと思ったのか?理由を書き出す。

健康のため、自分の周りの人のため、お金のため等々、『禁煙』をする理由は人それぞれ。どんな理由でもいいんです、自分の中ではっきりとしていれば。ただ、それが具体的でないと意味がないのです。肺がんになりたくない、妊娠したのでお腹の子のために、来年のハワイ旅行に行くので…と言ったように、具体的な理由を書き出して下さい。具体的に自分の中で認識すれば、状況を思い浮かべられることができるので、成功させようという思いが強くなります。

 

煙草を吸う前のシチュエーションを書き出す。

例えば、「朝起きてリビングに行って」「会社に着いて」「デスクでコンピュータを1時間以上使った後」、「食後」等々。どんな行動の後に煙草を吸ったのか?自分の行動を客観的に確認してみてください。そして書き出したものを分類、掘り下げていくのです。

 

掘り下げた後はどんな感情の時、そんなシチュエーションで吸っているのか?が見えてくると思います。自分の分析が出来れば、あとは対策を練ることはできますよね。例えば、「朝起きてリビングへ行き一服する」のであれば、「朝起きたらまず歯を磨きに行く」に変えてみたり、「会社に着いて一服する」ならば、「会社に着いたら一杯のお茶を飲む」に変えてみるなど、『煙草を吸う』という習慣を他の行動に変えてみてください。それが習慣化すれば、禁煙もそう遠くはないでしょう。

 

何かを辞めるというのは、とても難しいものですが、行動を置き換えることは取り組みやすそうですね。

 

 

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この記事を書いた人

放送作家 石橋アキ江

"テレビ番組、ラジオ番組の構成や脚本を執筆中。 中学校教員として十年以上の経験から、現場で悩みを抱える多くの人達に人生は楽しいものだと思ってもらえる作品を提供したいと日々模索中。参加作品「神秘に触れる夜」「ADVANCE EARTH」「携帯恋愛アプリMYNAME」など。"

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