株式会社バロックジャパンリミテッドが、新たな事業を発掘する次世代コンテンツ開発プロジェクト『NEXT IS YOU』を開催。新規事業のアイディアの募集を開始し、2019年5月31日(金)までアイデアの応募を受け付けると発表しました。
何でもアリ!BLACKな企画やアイデイアに期待
『NEXT IS YOU』とは、バロックジャパンリミテッド主催(以下 バロック)が主催する社内外を対象にした新規事業公募プロジェクトです。
3回目となる今年 は“BLACK IDEA”がコンセプト。平成から新元号へと時代が変化する中で、常識的な“お行儀のいいアイデア”ではなく、これからの時代を創り生き残ってゆくBLACKなアイデアを募集するというもの。
ビジネスプラン部門にフォーカスを絞り、認定された事業アイデアには最大100億円の支援や人材サポートを行うそうで、賞金制ではなくプロジェクトとして長期にわたり支援します。
2019年2月27日よりホームページで応募を開始しており、書類選考の一次審査、二次審査の社長プレゼンテーションをへて採用が決定。提案数の制限は設けておらずグループでの参加も可能。締切は2019年5月31日です。
代表取締役社長の村井博之氏は、「アパレルやファッション関連の企画に限らず、女優や科学者になりたいといった夢でも、熱意やプロセス、発展性が明確であれば会社として全力で応援する」とコメントし、他業種と協業も視野に入れ、アパレル・ファッションの分野を超えたイノベーションを期待するとしています。
片桐仁の“BLACK IDEA”は?
都内で開催された『NEXT IS YOU』の発表会では、ビジネスコンテストのアンバサダー4名と、特別ゲストとしてクリエーターの片桐仁さんが登壇。
アンバサダーの中村真広氏(株式会社ツクルバ 代表取締役 CCO)らは、自身のビジネスワークなどを例に「ココロが動くところから表現は生まれてくる。デザインでコミュニケーションし、ビズネスとして拡大・量生産できるかが大切」「感情の部分からはじまる物語(ストーリー)には力がある。ビジネスから考え始めると弱い。アート→デザイン→ビジネスのバトンパスを紡いでいけてるか」など、日常的な怒りや喜びなどの気持ちから発想し、アイデイアをサービスとしていかに定着させてゆくかを話しあいました。
また、20年にわたり「何かに粘土を盛る」というコンセプトで作品を創作。展覧会『片桐仁 不条理アート粘土作品展「ギリ展」』をライフワークとしている片桐仁さんは、世の中の使い易いモノを使い辛くすることが自分の“BLACK IDEA”とプレゼン。
自身の代表作品であるスマートフォンケース「カレイフォン」について、「スマホを当然のように使っているが、プロダクトが使い辛い魚になっただけで興味をもってもらえ、そこには本来の機能とは違う人との“繋がり方”が生まれる」と、片桐さんならではの視点でアイデアの発想法を説明しました。
「ギリ展」は台湾展が決定しており「台湾を舞台にしたご当地作品を創り、新しいコミュニケーションと、作品を生みだす力を貰いたい」と展望をのべ、もし『NEXT IS YOU』に応募するならば「作品を創り続けるために自身をサイボウグ化する技術を研究し200歳まで生きる。そして、世界遺産に粘土を盛り巨大“ギリーニーランド”をつくる!」と宣言。
最後に「実現できないアイデアはありません。何でもいいのです。バロックさんが100億円規模の何かしらのチカラを貸してくれる。世界を目指しましょう!」と応募者にエールを送りました。
次世代コンテンツ開発プロジェクト『NEXT IS YOU』の詳細は https://nextisyou.jp/ まで。