人に嘘をつかれて痛い目にあった人はいませんか?
仕事をしていても大きなことを言う割に、実際詰め寄ると実は大ほら吹きだった…なんてことも。
そこで、痛い目に合わないように、嘘をつく人はどんな習性がある?嘘を見抜く方法とは?
都内の学校でカウンセラーとして活躍されている臨床心理士Oさんに聞いてみました。
1、物事を遠回しな言い方でする人には要注意
話の内容に自分も含まれているはずなのに、説明の仕方が他人事、つまり「自分」基準ではなく「○○さんが言うには」というような説明になってる場合には、ウソが含まれていることが多いと言われています。
自分の嘘を人の話を膨らませることで隠してしまう形です。「あなたは〇〇で」と言うように、人のせいにする感じも同じです。
相手を追い込むことで嘘をけむに巻く的なやり方。そんな時は、「あなたの意見をお聞きしたい」と、はっきりと意見を求めると、話のつじつまが合わなくなったり、話に詰まったりと、嘘が表面化してきます。
2、具体的な話ができない人には質問攻めで
日付や場所などの内容がしっかりしていて「本当の話」のように聞こえる話も、少し違った角度から質問をすることで、嘘がバレることも多いです。
例えば、共通の友人に関連させた話を振ってみたり、嘘だと思われる前後の話を深く聞いていくと、つじつまが合わなくなったり…嘘をつく時、内容はしっかり筋が通っていても、それ以外の部分のガードは低い場合が多いのです。
内容には関連していても、少し離れた話をすると、嘘をついているのか? 嘘をついていないのか? がわかってきます。また、明らかに相手がはぐらかした場合も要注意です。
3、まばたきが多かったり、目をそらす人はウソつき?
人はウソをつくときに目をそらす習性があるのだとか。
それは人が記憶したものを「思い出す」時の行為と同じで、要は、自分で作った嘘のシナリオを思い出している時にも当てはまるからです。
いつもより目をそらしていると感じた時には、強く相手の目を見るよう心掛けてください。そうしているうちに、相手の話がズレてくることも考えられます。
嘘は、振り回されて嫌な思いをするだけならまだしも、仕事や人生に大きな損を負う場合もあります。
気にも留めないことがストレスフリーの最大のポイントだそうですが、そうもいかないのが心を持った人間。嘘で人生、損をしないよう気を付けてくださいね。