今まで、学校からの緊急連絡事項は電話連絡網が活用されていた。けれど近頃はメールで一斉に通達されるようになった。紙のお知らせも少しずつ減り、学校のホームページに情報がアップされるようにもなっている。そしてママたちも、スマホを利用してお知らせのペーパーレス化を進めているという。
溢れるお知らせ類
私には子どもが2人いる。ふたりの子どもはそれぞれ違う学校に行っているので、春休みの日程や学校行事の日程も違い、学校からのお知らせの紙も倍の量ある。3人お子さんがいる家庭なら3倍だろう。親として間違えのないよう文化祭や保護者会の日をスケジュール帳に書き込んでいくしかない。
けれど時には、うっかりして情報を書き忘れることがある。先日は保護者会が行われる教室の場所がわからず、お知らせの紙を探したけれど子どもがそれを持って登校してしまったため見当たらなかった。恥ずかしかったけれど学校の職員室に向かい、先生に直接教えていただいた。こんなことはご迷惑になるし、もうやらかしたくはない。
プリント類は大変
だいたい、学校から子どもが持ち帰るプリント類は、お知らせ類だけではない。テストの答案用紙、健康診断や集金の連絡、PTAだより、イベントの案内、奨学金の募集など、多数ある。私の場合、私自身も通信制の大学生をしていたので、そちらから送付されてくるお知らせ類や試験日程もあり、一時頭がぐちゃぐちゃになりそうになった。
私は子ども別にファイルボックスを作り、お知らせはそこに入れるようにしているけれどうまくいっているとは言い難い。『chanto』2018年2月号では、プリントに埋もれる人のための解決法をいくつも指示してくれている。
アプリでプリント整理
その中にあった「おたよりBOX」という有料アプリはかなり便利だった。学校からのお知らせを撮影し、スマートフォンの中に保存しておくものなのだけれど、家族の名前ごとにファイルを分けておけるし、そのお知らせの日程が来たら知らせてもくれる。
やるべきことは、私と息子と娘の3つのファイルを作り、お知らせを次々撮影していくだけ。重要な部分だけを切り取って保存もできるので、頭の中がどんどん整理されていく。何より、部屋から紙の量が減り、スペースができた。
学校のお知らせに限らず、いろいろな紙の書類を上手にスマホの中で分類し、1カ所にまとめておけば「どこに行ったんだろう?」と探す時間のロスもなくなるはずだ。