結婚してる人の中で、夫や妻は一番に大事だけど、何かトキメキが足りない…と、2番目に大切な異性の存在「セカンド・パートナー」を持つ人たちが今、増えてきているのだそうです。この「セカンド・パートナー」は不倫とは違う、不思議で新しい男女の形として注目されているのです。そんな「セカンド・パートナー」の存在とはどういうことなのか?
スクールカウンセラーの方に聞いてみました。
セカンド・パートナーとは?
妻や夫いわゆる「配偶者」のいる男女が、配偶者の次に大事にしている異性のこと。友達以上不倫未満であり、“不倫”との大きな違いは、決して男女の関係は持たずにプラトニックな間柄を保つことなんです。さに、セカンド・パートナーは、今楽しければいいと言う気持ちだけでなく、「お互いの配偶者と死別してしまったときなどに、お互いが独りでいるならば、そのときは一緒になろう」と約束しているという人たちが多いのだそうです。
セカンド・パートナーについて男女の意識は?
『気にあるアレを大調査ニュース! しらべぇ』によると、30代の男女がセカンド・パートナーに憧れる割合は約2割。「体のつながりはないが、心は繋がっている」と、10代の頃付き合っていた元カレとセカンド・パートナーの関係になったり、「不倫までいく勇気はないけど、ドキドキするぐらいの淡い恋を結婚していながらも味わいたい」という理由でセカンド・パートナーを作りたいと言う人も多いようです。
また、「異性の親友」という観点から、妻や夫に対し満足できない心の部分を満たしていると言う意見も。ただ年齢が上がるにつれ、セカンド・パートナーへの意識が男女で変わって来るようです。年齢が上がるにつれ、女性はセカンド・パートナーへの意識が薄れます。これは、セカンド・パートナーを作るよりも、子供が手を離れ旦那様ともう一度楽しみたい、または、もう別れたいと、夫婦関係をはっきりする傾向にあるところに関係しているようです。
なぜセカンド・パートナーが必要か?
結婚すると男女の愛は「恋」から「家族」へと変わっていくという話を聞くことがありませんか? 「あの人は私の事をどう思っているのだろうか?」「私を伴侶として選んでくれるだろうか?」「他の人のものになってしまうのか?」と、相手に対して不安を抱えていた恋人時代とは違い、結婚を機に“安心”を感じるという方も多くいらっしゃると思います。そんな安心感のある妻や夫に愛情はあるが、“キュン”とする恋心を抱けない…お互いに対しパパ、ママと呼び合い家族として当たり前、いなくなると言う不安感がなくなります。安心は気になりませんが、不安は気になるもの。そんな心理状態が作用してしまうのかもしれませんね。
セカンド・パートナーを持つ方は、社会人として、家庭人として順調にキャリアを築いている方が多いらしいのです。ある意味、自分の置かれている立場を失ったり、家族を失うなど、恐れに対し、冷静な判断が働いているのでしょうか? あなたは『セカンド・パートナー』の存在をどう思いますか?