137種類のランドセル!進化しつづけるイマドキ「ラン活」事情

2017/01/24
なとゆか

新学期が始まったと思ったら、あっという間に進学・進級のシーズンへ。最近のランドセルはとってもカラフルと耳にするけど、どうなっているのか調べてみました。

 

 

筆者がランドセルを背負っていた30数年前は、男の子は黒、女の子は赤、たまにピンク。筆者はいただきものだったので、選択肢はなくもちろん赤。そこになんの不満もなかったのですが…。人気のランドセルブランド「フィットちゃん」では137種類、38色を展開!色もチェリー、キャメル(ピンク、茶といわないところが昔とは違う!)だったり、ラベンダー×ベビーピンク、クロ×メタルグレーと2色展開されていたり、とってもカラフルで見ているだけで気分は春!

 

それでも、「天使のはね」でおなじみのセイバンのアンケート調査(2016年7月)によると、実際購入したカラーは、男の子は黒が72%と圧倒的に人気。女の子は赤が約30%、茶色約20%、桃約15%と茶色をのぞけばやはり黒、赤系が根強いようです。

 

気になるお値段は?

 

通販サイトを見てみると、1万円を切るものから、人気ブランドでコードバン(馬革)素材だと20万円を超えるものまでさまざま。ナイキやアディダス、ポーターなどとコラボしていたり、ニトリでも販売されていたり、ほんとに多種多様になっていることにびっくり!オークションサイトでも約3,500件(1月11日現在)取引され、なかには10万円を超す高額商品も…。

2018年のランドセル戦線も開始?

人気の工房やブランドでは年々完売時期が早くなっているそうで、なんと「ラン活」という言葉も使われているらしい! 

 

先の調査によると、ランドセル購入の検討開始時期は、入学する前年の8月までが約8割、そのうち約15%は1年以上前から購入を意識しているとのこと。6年間という長期ですし、安くはない買物だから悩んじゃいますよね。そして、「フィットちゃん」をはじめ、中村鞄製作所、黒川鞄工房、村瀬鞄行なども早くも2018年のカタログ予約請求を開始しています。

使い終わったランドセル、行く先は?

6年間も使うと愛着がわいて、なかなか捨てられないランドセル。ごみに出すのは忍びない…という方も多いのではないでしょうか。ランドセル用素材として7割以上のシェアを占める人工皮革を生産しているクラレが中心となって行っている「ランドセルは海を越えて」キャンペーンの受付が今年も今月9日から開始されています。

 

2004年からスタートしたこのキャンペーンでは、昨年までに10万個以上の使用済みランドセルに、ノートや鉛筆などの文具を詰めて、アフガニスタンの子どもたちにプレゼント。また、伊藤鞄など、ミニランドセルや財布、スマホケースなどにリメイクしているところもあるので、そんなリユース方法も素敵ですね。

 

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この記事を書いた人

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国内外の新聞社、出版社、フリーペーパーで記者、編集等を経験。現在は1歳と4歳の男子のママ。趣味は旅行、海外ドラマ。二重人格ではないけれど(たぶん)、思い立ったら即行動!のAB型。目指すはスーパーカメレオン。

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