好評のうちに最終回をむかえた『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』略して“できしな”。第一話目で十倉(藤木直人)から恋愛指南をうける、主人公の結婚できないアラフォー美女のみやび(中谷美紀)は、【仮氏】をつくれと言われ戸惑います。
【仮氏】(かりし)とは“仮の彼氏”のこと。本命彼氏に出会えていない、もしくは片思いの状態の女性が、このまま彼氏に出会えなかった場合に、つきあっても良いと思っている男性のことです。
【仮氏】をつくることで、女性として愛される自信や余裕をもって“女を磨け”というアドバイスのようですね。
http://www.tbs.co.jp/watashi_kekkon/
【仮氏】には、さまざまな解釈があるようです。セフレともちがいますし、男友達とも少しちがう。お互い“仮”の関係だから深くまでは詮索しない。本命が現れたら男友達に清く戻る。などの説もあるようですが、“できしな”では、女性側の心次第。女性が【仮氏】だと思えば、仮氏です。そこに相互認識はありません。
本命だと思っていたら違った。確かに親しい仲だけれど、都合の良いときしか呼ばれない。会う時は、いつも頼まれごとのついで…。お互い忙しいから、あんまり気にしていなかったけれど、なんとなく愛情が薄い気がする…。
あれ、もしかして、あなた【仮氏】?
そこで、今からでも遅くない!彼女の本当の“好き”を手に入れる、テクニック4つをご紹介します。
ポイント1 「彼女といる以外の時間が充実していること」
彼女といる時間以外の仕事や趣味に没頭したり、友人と思い切り楽しんで!『この人は私といない時間も充実しているな。いつも楽しそうだけどどんな世界を見ているんだろう?』と自分の知らない顔、自分の知らない世界を知っているアナタにワクワク、そわそわ…させてあげてくださいね。
ポイント2 「他者から頼られたり、尊敬されている人物になる。もしくは、そう見せる」
魅力的でカッコイイ=尊敬できる です。女性の価値観は学生生活が終わり、しばらく経つと容姿だけではなくなります。
自分は周囲の人に頼られたり、尊敬されているということをさりげなくアピールしましょう。例えば「後輩が仕事のミスで落ち込んでるからご飯連れて行ってくる」など。でも大げさにやると逆効果なので、くれぐれもさりげなく。あんまり言いすぎると自慢か、1人よがりかりなんじゃないかと勘繰られます。
ポイント3 「好きな気持ちを押し売りしない」
同じテンションやモチベーションの人といると居心地よく感じませんか?逆に、あまりにも違うテンションやモチベーションだと居心地が悪くなってしまいますよね?恋愛も同じです。
彼女とあまりにも違う心の温度で“好き好きアピール”をしてしまうと、アナタの側にいることが居心地悪くなってしまいます。相手の心の温度を無視して自分の心の温度だけで“好き好きアピール”をしてしまうのは要注意です。
あなたと一緒にいると、自分が自然でいられるなぁ…と思わせることが大切です!
ポイント4 「いい意味で“当たり前の存在”になる」
初めて見たときは特別可愛いと思わなかった芸能人を、だんだんと好きになったり、可愛いと思うようになった経験はありませんか?
その正体は“ザイオンス効果”です。
人は同じ人物や物に接する回数が増えるほど、その対象について好印象を抱くようになるという心理効果です。
ですので、彼女に連絡する回数や会う頻度は他の人よりもキープし、彼女の人生にとっていつも当たり前にいる存在になることを目指しましょう。
しかしここで間違えがちなのが、話の内容。
質問攻めや中身のないやりとりではでは彼女も疲れてしまいます。時には彼女にとって有益な情報をシェアしたりして、そのことについてお互いにどう感じたかなどをお話ししてみるのはいかがですか?
繋ぎの彼氏なんかより、本命でいたい!
ポイントは、彼女に何かをして好きになってもらうのではなく、自分を魅力的に見せて自然と好きにさせる、ということ。
「好きにさせるぞ!」と思うと、うっかり”さて、彼女に対して何ができるか?”と考えてしまいがち。もちろん何かをしてあげるのは優しさの表現としてとても大切なことですが、ほどほどに。“今は、単に〇〇してくれるから一緒にいる人”になってはいけません。
彼女だって何かをしてもらうなら”本当に好きな人”にされた方が嬉しいはず。まずは、ポイント1~3番のような自分磨きを大切に。
もう【仮氏】だなんて思わせない!魅力的なアナタで、彼女に本気の恋をさせてあげてくださいね。
< 取材・文 / 男子力アップコンサルタント 舞 >