平成30年度の大学入試センター試験が1月13日(土)、14日(日)に、全国の695会場で実施される。志願者数は58万2669人。そのうち現役生は47万3568人で全体の8割超を占め、過去最高を更新したそうだ。
昼夜問わず勉強に勤しむ受験生にとって、勉強の合間の息抜きは集中力を持続させるためにも大切。
栄養調整食品として人気の「1本満足バー」などを製造販売するアサヒグループ食品株式会社が、大学受験時に現役で第一志望校に合格した20 代男女250 名に聞いた「おやつ・夜食」に関する調査によると、受験勉強中に食べた経験のある「おやつ」は1位が「飴・チョコレート類」。2位は「クッキー・スナック菓子」、3位には「菓子パン、総菜パン」がランクイン。「夜食」では「カップラーメン・袋ラーメン」が1位に。以下、「おにぎり・雑炊」、「菓子パン、総菜パン」「そば・うどん」と続くそうだ。
「おやつ」は手軽で適度に糖分が摂れる食べ物。「夜食」は腹もちのよい主食系の食べ物に人気が集まっているようだ。
好んで食べていたものの理由として「おやつ」は、「勉強しながら食べられるから」(68%)「好きな食べ物だから」(52%)、「短時間で食べられるから」(48%)など。
また、夜食については「好きな食べ物だから」(41%)に続き、「腹もちがいいから」(40%)、「短時間で食べられるから」(31%)と続く結果に。好きな食べ物を口にすることでストレス解消や気分転換を図るよりも“勉強しながら食べられること”が重要な要素のひとつであるらしい。
実際に「菓子パンは勉強しながらさっと食べられるし、お腹も結構満たされるからよく食べていました」(26歳・女性)、「おにぎりや雑炊は簡単に食べられ、腹持ちが良い」(25歳・男性)といった声もきかれ、「おやつ」や「夜食」においても、「時短」や「腹もち」といった“効率重視”の傾向があることがわかる結果となった。
ところで、受験生自身が「おやつ」や「夜食」を用意したために失敗した経験もあるようだ。今回の調査で「準備している間に携帯電話やテレビ、雑誌などを見てしまい気が散った経験」がある人は57%と6割近くになることも分った。
具体的な失敗エピソードとして、「おやつを食べている間にスマホのゲームに没頭してしまった」(25歳・男性)、「カップラーメンを食べている時についスマホに手がいってしまい、そのまましばらく動画を見たりしてしまった」(28歳・男性)など、やはり「おやつ」や「夜食」の準備や食べる時間がかかることで、集中力の低下などの失敗を招いてしまったという意見が聞かれた。
「おやつ」や「夜食」を作ってくれる親などがいれば、凝った献立も用意できるかも知れないが、受験生自身が「おやつ」や「夜食」を作る場合は「手軽さ」や「腹持ち」が優先されるのも頷ける。
さて、受験はセンター試験が終わってからが本番。目指す合格を手に入れるまで、どうか気を散らさず、効率の良い栄養を補給しながら“最後の追い込み”を頑張ってほしい。
アサヒグループ食品株式会社 「おやつ・夜食」に関する調査
大学受験時に現役で第一志望校に合格した20 代男女250 名
調査期間:2017 年11 月22 日(水)~2017 年11 月24 日(金)
調査方法:インターネット調査