「日本選手権パーク」平野歩夢、開心那が優勝!さらに“ROAD TO X GAMES”で堀米雄斗と競演!?

2019/05/14
放送作家 小嶋勝美

東京五輪スケートボードの強化選手選考会を兼ねる日本選手権パーク決勝が5月12日、村上市スケートパークで行われ平野歩夢、開心那(ひらき ここな)が優勝。

大会は前回の日本オープン同様、40秒間自由にパーク内を滑走し得点を競う“ラン”を3本行い、そのベストスコアで争われた。

注目の的である平野選手は予選を1位で突破すると、決勝1本目で日本オープンでは残念ながら失敗してしまったキックフリップ インディグラブやバックサイド540などを含む、高いエアを組み込んだランを披露。

2本目、3本目ではキックフリップ インディグラブを披露した箇所でバリアルフリップ インディグラブに挑戦。残念ながら失敗に終わったが、さらに次の課題に取り組む様子が伺えた。

(平野歩夢・キックフリップ インディグラブ)

女子では開心那選手がグラインドトリックで魅せた。スタイリッシュなノーズグラインドなどで得点を重ね、見事優勝に輝いた。

(開心那・フロントサイド ノーズグラインド)

X Gamesの予選で堀米雄斗と競演!?

実は平野歩夢選手、アイダホ州ボイシにて6月28日〜29日にかけて行われるX Gamesミネアポリス、パーク種目の予選“ROAD TO X GAMES”に招待されており、男子では他にも堀米雄斗の名前が!

女子では今大会優勝の開心那、手塚まみ、小川希花、中村貴咲の名前の他にも、イギリス代表としてオリンピック挑戦を表明しているスカイブラウンの名前も。

この大会では男子の上位6名と女子の上位4名にX Gamesミネアポリス(7月31日〜8月4日開催)への招待状が送られるとのことで今後の展開にも期待!

デッキのサイズを聞いてみた

これだけ騒がれる平野選手なので当然、会見や取材では報道陣から質問の嵐。

平野選手をきっかけにスケートボードのボウルやランプを始める皆の参考になればと思い(あと、筆者の好きなREAL skateboardsのデッキに乗っていたので…)セッティングを聞こうとしていた筆者は完全に場違いな感じに…。

結局諦めて会見終わりの平野選手を見送っていると、なんと!筆者が何度もお世話になっている、あの荻堂盛貴さんが弟子の赤間選手と一緒に平野選手と写真を撮っているではありませんか!筆者がスマホで写真を撮る流れで「デッキのサイズはいくつですか?」と一言だけ聞くと「8.5(インチ)です」との回答が。

他は聞けませんでしたが(トラックはインディペンデント、ブッシュはおそらくミディアムでウィールはわかりませんでした)今後、パークに興味を持ったスケーターの参考になれば幸いです。

日本選手権・パーク男子結果

1位 平野 歩夢-65.7

2位 永原 悠路-63.3

3位 笹岡 建介-62.3

4位 中谷 太紀-61.1

5位 内田 琉已(るい)-60.7

6位 菊池 泰世-58.3

7位 木村 匡利(まさとし)-47.6

8位 菊田 琉音(りゅうと)-42.6

日本選手権・パーク女子結果

1位 開 心那(ここな)-53.3

2位 岡本 碧優(みすぐ)-50.3

3位 小川 希花-48.1

4位 手塚 まみ-46.6

5位 菅原 芽依-41.2

6位 溝手 優月-38.7

7位 貝原 あさひ-38.6

8位 上村 海音(みおん)-36.7

セミファイナルでの平野歩夢

笹岡建介・足の怪我をおしての出場だったが、高いエアトリックをメイク

平野歩夢・バックサイド540

開心那・セミファイナルでの超スタイリッシュなバックサイドノーズグラインド

手塚まみ・ハンドプラント

小川希花・フロントサイドオーリー

パーク強化指定選手

男子

平野 歩夢

永原 悠路

笹岡 建介

女子

開 心那(ここな)

岡本 碧優(みすぐ)

小川 希花

 

写真・文 小嶋 勝美

スケートボードを趣味としており、ライターとしてスケートボード関連の記事を執筆。

約10年間お笑い芸人として活動後、現在は放送作家としても活動中。

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放送作家 小嶋勝美
この記事を書いた人

放送作家 小嶋勝美

お笑い芸人として活動後、放送作家に転身。 スポーツ番組やバラエティ番組などに携わる傍ら、20年以上続けている大好きなスケートボードのライターとしても活動。 コンテスト記事の他、スケボーの情報や面白い発見を伝えていくと共に、スケートボードが持つ素晴らしさを多くの人に広めていきたいと思っています

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