食事を節約したい。そのためには普段食べている食事の単価を下げたい……。その考えに行き着く人は多いようです。しょっちゅうカレーを食べる人は、そのカレーの単価を下げればいいわけです。そんな日常食の工夫を並べてみました。
しらたきとお麩と油揚げ
私はしばしばしらたきとお麩と油揚げに助けられています。どれも200円もしない、昔から日本にある食材ですが、カサ増しができる、とても強い味方で、代用にもなります。たとえばしらたきは私はパスタとして使っています。ペペロンチー二の味付けにするととても美味しいのです。
お麩はすきやきに、油揚げは鍋ものに入れると量が増えて、お腹もいっぱいになります。お肉を増やすとなるとコストがかかりますが、こうした食材は安いので、ありがたいですよね。私の場合、野菜炒めのボリュームが足りない時にも板麩や油揚げを投入してボリュームアップさせることがあります。
もやしパスタという限界テク
もやしは食事を安くボリューミーに作れる筆頭食材です。けれど大抵は鍋や炒め物にプラスするという使いかたをしていると思います。しかし『ESSE 2019年2月号』での「みんなの限界節約ごはん」では、もやしをパスタに見立て、そのうえにパスタソースをかけるという斬新な食べかたを紹介していました。
といってもすべてがもやしではありません。麺の半分の量をもやしにするのです。そうすることで食事のコストが下がるし、炭水化物の量も減るのでダイエットにもなりそう。糖質制限にも効果がありそうなメニューなので、ぜひ試してみたいですね。
タマネギだけのカレー
さらに、記事では究極の節約カレーとして、カレールーとタマネギだけのカレーを紹介していました。他の野菜も肉も入っていない超シンプルカレーです。実は私も昔、ルーだけのカレーというものを作ったことがありますが、ただのスープで食べごたえがなかったのです。でもタマネギの質感があれば、一気にカレーっぽくなり、食も進みそうです。同様の方法でタマネギだけのハッシュドビーフやシチューも作れそうですね。
肉を使わず一気に節約
食材費のなかでかなりのパーセンテージを占めるのは、肉です。なので、肉を減らすと一気に食費の節約になります。ベジタリアンになった人たちは口々に「食費があまりかからなくなった」と言います。けれどベジタリアンは栄養の知識がないと心配なのでひとりでいきなり始めるよりは専門書や専門家の指導で効果的な切り替え方法を知る必要があるでしょう。