アメリカ・フロリダ州タンパにて現地時間3月1日〜3日に世界中のトッププロスケーターが集まる最高峰のスケートボードコンテストTampa Pro 2019が開催され、日本からは西村碧莉、池田大亮が出場。
池田大亮が見事3位に輝き、Tampa Proでは日本人初の表彰台に上がった。
池田大亮は準決勝を1位で通過後、決勝1本目のランでいきなり89.33ポイントを獲得。
1位に躍り出たが、最終的には3位となった。
今大会唯一の女子選手となった西村碧莉は予選64位。
池田大亮が所属するデッキブランドHIBRID skateboardsオーナーの早川大輔氏が3月1日に行われたチームマネージャーや業界関係者向けのコンテストに出場し6位に入賞している。
Tampa Proとは?
※instagramより
アメリカ・フロリダ州タンパにて毎年開催され、世界中のスケーターが注目するスケートボード界では伝統あるコンテストの祭典。今年25回目を迎える。
世界中の選び抜かれたトッププロスケーター80人以上が予選から集まり、さらにセミファイナルからは過去の優勝者たちも混じっての戦いとなる。
池田大亮は昨年のTampa Am2018で優勝し、今大会の出場権を得ている。
決勝で披露したキラートリック
国内デッキブランドHIBRID skateboardsのライダーが世界最高峰のコンテストで躍動した。
池田は決勝1本目で「バックサイド270 リップスライド 270アウト」→「マックツイスト(540度回転に縦回転を加えた3Dトリック)」→「フロントサイドキックフリップ」→「バックサイド360ビガースピンフリップ」→「バックサイドテールスライド」→「ノーリーノーズスライド」→「スイッチフロントサイドビッグスピンヒールフリップ」→決勝まで温存してきた「バックサイド270キックフリップ リップスライド」を披露。
おそらく狙っていたであろう270アウトまではいかなかったが、何とかメイクしラン1本目で89.33ポイントの高得点を獲得した。
Tampa Pro2019日本人選手の結果
予選
※1位〜2位は決勝進出 3位から30位は準決勝へ進出
8位 池田大亮
64位 西村碧莉
準決勝
※上位10人がファイナル進出
1位 池田大亮
決勝
1位 CARLOS RIBEIRO
2位 JAKE ILARDI
3位 池田大亮
4位 IVAN MONTEIRO
5位 KELVIN HOEFLER
6位 LUAN OLIVEIRA
7位 MARCOS MONTOYA
8位 ISHOD WAIR
9位 TOREY PUDWILL
10位 RYAN SHECKLER
11位 LEHI LEITE
12位 ZION WRIGHT
モブグリップ for effort賞は、盲目のスケーターDan Mancina(ダン・マンシーナ)が受賞した。
※instagramより
写真提供:早川大輔氏
文・小嶋勝美
スケートボードを趣味としており、ライターとしてスケートボード関連の記事を執筆。
約10年間芸人として活動後、現在は放送作家としても活動中。