今年の夏は“骨作”一択だ!バッファローマンの角くらい強い骨に

2022/06/07
石井隼人

人気テレビドラマの劇場版『極主夫道 ザ・シネマ』がついに全国公開!初日翌日となる6月4日には都内劇場で“カチコミ!”公開記念舞台挨拶が行われ、主演の玉木宏、共演の川口春奈、古川雄大、玉城ティナ、松本まりか、安達祐実、くっきー!が登壇した。

新たなる代表作を大ヒット公開で迎えた玉木は「ドラマの時点で映画化できたらいいという話はしていたので、このように実現してまさかという気持ちと、皆さんと再会して映画を作れるという嬉しさがありました」と感慨無量。お気に入りのシーンを聞かれると「虎春を演じた松本さんの広島弁が非常にキュート。作品に華を添えてくれました」と見どころに。これに冒頭のあいさつから虎春になり切っていた松本は「龍、いいことを言うじゃのう」と答えるも「ちょっとダメですね…。広島弁でのアドリブが出来ず」と苦笑いだった。

龍(玉木)をめぐって元レディース総長の虎春(松本)との恋のバチバチバトルを繰り広げる川口は、虎春とのメンチ切り合戦を振り返り「虎春というキャラクターを松本さんが可愛らしく愛おしく演じていたので、個人的にキュンとなっていました」と松本のキュートさにメロメロ。その松本は川口について「なんてこの人は素晴らしいコメディエンヌなのかと思った。はじけ方がチャーミングで、思い切りやっているのに可愛い。勉強をさせていただきました!」と返礼。自身の役作りについては「実際に元レディースの総長の方にお会いしました」と驚きの秘話を明かした。

古川は撮影を思い出し「にぎやかで笑いをこらえるのが大変な現場でした」と充実した表情。雅(志尊淳)とのユーモアあふれるやり取りを見せる玉城は「志尊さんが私の演技をちゃんと受け取ってリアクションを返してくれるので、安心して殴ることができました!」と笑わせた。怒らせたら誰よりも極道な園長先生を演じた安達は「ブチギレて怒鳴っているシーンが沢山あり、朝一の撮影からブチギレていました。ご近所迷惑になるのではないかと気になりましたが…」と熱演を報告した。

まさかの“役名なし”のキャラクターに扮したくっきー!は「トータル4分くらいしか出演していないし、ポスターにも出ていない」といい、役作りについて「着の身着のまま!武器が置いてあったのでボケただけ」と報告。そのものボケに付き合った玉木から「ゴールだけ決めてあって、あとはくっきー!さんにお任せ。それはそれは面白くて、すごいなと圧倒されました」と絶賛されると、くっきー!は「おにいちゃん、褒め過ぎや~!」と照れていた。さらに当該シーンについて川口からも「変態だなこの人と思った。もう大好き!」とラブコールを受けると、「僕も好きー!」と自由奔放なくっきー!だった。

「夏だ!祭りだ!極主夫道だ!」ということで、映画化にあたりパワーアップした本作にかけて「この夏パワーアップしたいこと」をそれぞれが発表。『じぃちゃん』と回答した玉木は「先月祖父が101歳になりました。ご時世柄最近は会いに行けていないので、今年の夏こそは会いに行きたいという思いを込めて書きました」と理由を説明。これに何故か司会から感想を求められたくっきー!は「玉木さんのじぃちゃんの話を俺に?」と驚きながら「101歳?ワン・オー・ワンですわ!」とボケてしっかりスベっていた。

川口は『ビアガーデンで1人飲み』、古川は『筋トレ』、玉城は『流しそうめん』、松本は『夏休み』と回答。この春に約一ヶ月間休養した松本は「春休みをもらって、お休みって素晴らしいなと思ったので、夏と聞いたら夏休みでしょ!と。また休みたいです。休みにハマってしまいました」とリフレッシュ宣言。二児の母である安達は『宿題』といい「夏休みの宿題は大変なので、発破をかけながら急かしながら早めに終わらせたい」とすっかりママの表情だった。

一方『骨作(こっさく)』と謎ワールド全開の回答で場内をざわつかせたのはくっきー!。「うちの家系は骨がスカスカなので骨を強くしたい。バッファローマンの角くらい強い骨に」と最後まで独特だった。

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石井隼人
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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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