見上愛と樋口日奈の“執着”とは?料理に洋服に目覚まし時間「心配性で」

2023/03/03
石井隼人

元カノ×元カレ狂気の“やり直し”ラブストーリー『往生際の意味を知れ!』が、3月7日(木)よりMBS/TBSドラマイズム枠にてスタートする。3月2日には都内で第1話の完成披露試写会が行われ、W主演の見上愛と青木柚、共演の樋口日奈、三山凌輝が参加した。

謎多き美女・日下部日和役の見上は「原作漫画を読みながら私も日和に振り回されたので、印象的に演じられるか不安でした。(ビジュアルも個性的なので)出オチになるのが怖くて、探り探り演じました」と難役ゆえの告白。そんな日和に振り回されるサラリーマン・市松海路役の青木が「撮影は日和に振り回される毎日で感情がドタバタしました。悪い顔やたくらんだりする顔を見せる日和に途中からはテンションが上がってきた」と明かすと、すかさず見上は「ドMですね…」とニヤリとしていた。

海路の同僚・八幡典子役の樋口は「全員が狂っているドラマですが、そんなキャラクターの中でも八幡典子は皆さんに共感してもらえるような役です。柚君が振り回されているのを『大変そうだな…』と思いつつも応援しながら見守っていました」と役柄紹介。海路の後輩で俳優の榊田正史役の三山は「雰囲気や性格面で共通点があったので、それを意識して演じました。ただ素で演じ過ぎると自分になり過ぎて面白くないので、その点はセリフと脚本に助けられました」と役作りを報告した。それに青木は「俳優役をやるには華がある人じゃないと無理なので、その点でも凌輝君はピッタリ。凌輝君からは異端な要素も感じるし、榊田正史が俳優として積み上げてきた立ち振る舞いも、凌輝君がやるから説得力があると思った」と絶賛していた。

またドラマの内容にちなんで「執着しているものやこだわっているもの」を聞かれた見上は「食べ物と洋服」といい「特に食べ物は美味しいものを食べることに執着していて、家で同じメニューを何日も作って、美味しくなるまでそれを続けます」とこだわり紹介。映画好きの青木は「一人で映画館という空間で作品に没入して、見終わったらすぐにヘッドフォンをつけてノイズキャンセリング。観終わった後に周囲の感想を耳に入れたくないから」と映画鑑賞ルーティンを告白。

樋口は「目覚ましのかけ方」にこだわりがあるそうで「一度の目覚ましで起きるけれど、心配性なので5分間隔で目覚ましをかける。そして家を出る時間にもかける」と発表。三山は「着ていく服のトータルコーディネートが定まらないと家を出たくないので、着ていく服は前日に決める。トータルコーディネートが決まらないと家を出られません」とファッションに強い執着を見せ、キャスト陣それぞれが物事にこだわりを持っていることから「僕らはこのドラマにおいては、選ばれしキャストかもしれない」と納得していた。

さらにドラマのタイトルにちなんで『共演者の○○を知れ!』トークを展開。見上は「青木柚さんの寒さを知れ!」といい「彼はクールに見えるけれど、親父ギャグを言ってきたりする。しかもこっちが反応するまで言い続けて自分で笑っている。しかもそのギャグが結構寒い感じで…」と暴露。当の青木は「寒い時期の撮影でカイロを結構貼ったので、僕の役名の市松海路にかけて『今日は何カイロ?俺は1枚貼って11松だわ』とか言った」と自ら発した親父ギャグを証言し、改めて見上から「寒い!」とバッサリ切られるも「自分的には最後までウケた手応えがあります」とめげなかった。

そんな青木は『見上愛さんの律義さを知れ!』と発表。三上とは3度目の共演となる青木は「初対面と関係値が違うので普段はドライでアバウトな感じなのに、誕生日プレゼントやバレンタインの日にチョコをくれたりして、そういうところをちゃんとやるのがズルい」といい、これに見上が「私は普段大雑把に生きているからこそ、律義に出来そうなところは律義にしなければと思っています」と理由を説明すると、青木は「え?意識的にやっているの?ならばダメ!自然じゃなきゃ」と厳しかった。

樋口は『三山凌輝さんの空き時間を知れ!』といい「3時間くらいの空き時間に三山さんと沢山会話をして、怖い話で盛り上がった。深山さんは怖い話のストックが沢山あって、話すのも上手。怖くて鳥肌が立った」と回想。これに三山は「僕自身は怖いのは苦手だけれど、20歳を超えてから霊感が強くなった。空き時間に話した怖い話は実際の僕の経験談しか言っていません」とさらっと怖いことを言っていた。その三山は「樋口日奈さんの度胸を知れ!」として「おしとやかで友達との時間を大切にしそうなタイプかと思ったら、休みの日に日の出を見るために一人で羽田空港に行ったり、一人で登山に行ったりしているそうです。イメージとのギャップがありました」とアクティブな樋口の素顔に驚いていた。

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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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